IPO初値予想:pluszero(5132)【10/25更新】

 pluszero(5132)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、pluszeroのIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

1企業の基本情報

企業概要 

会社名pluszero(5132)
所在地東京都世田谷区北沢二丁目6番10号仙田ビル4階
従業員数64人
業種情報・通信業
事業概要AIとITを軸に各種テクノロジーを統合的に活用したソリューション提供事業

【企業サイト】

https://plus-zero.co.jp/

事業メモ
 AIを中心としてIT・ハードウェア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューションを提供。特に、プロジェクト型のサービスでは、顧客の経営問題の解決や課題の達成のための相談と具体的なサービス・システムの設計・開発・保守運用までをワンストップで提供し、サービス型では、「仮想人材派遣」関連技術に関する技術情報の提供や開発ライセンス・利用ライセンスを供与する。

沿革 

代表取締役社長 森 遼太

 プラスゼロという社名はかつてゼロという概念の発見によって数学が初めて抽象化された瞬間のように、非連続的な変化のきっかけとなる面白いアイデアを社会に提案したいという思いで名付けました。

2017年6月
東京都世田谷区にAI・IoT・ロボティクス・自然言語処理・ハードウェア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューション提供を事業目的とした㈱automate(資本金500千円)を設立
2018年7月
東京都世田谷区に、様々な技術を社会で実用化することを目的として、AIを中心として、それに限らずIoT・ロボティクス・自然言語処理・ハードウェア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューション提供を事業目的とした㈱pluszero(資本金900千円)を㈱automateからの新設分割として設立
2018年8月
東京都世田谷区にAIの中でも自然言語処理に特化したソリューション提供・開発・保守・運用及び販売、並びに受託と付帯するコンサルティング業務を事業目的とした㈱formalogic(資本金170千円)を㈱pluszeroからの新設分割として設立
2018年9月
AIソリューション提供開始
2019年2月
㈱アビストとの同社におけるAIソリューション事業立ち上げに関する業務提携を開始
2019年6月
業務拡張のため、本社を東京都世田谷区北沢二丁目8番10号 仙田ビル4Fに移転
2019年10月
㈱formalogicを清算
2019年12月
㈱アビストとの資本提携を実施
2020年3月
㈱automateを㈱pluszeroに合併して解散
2020年3月
㈱ユニプロのITソリューション事業を事業譲受により取得
2021年6月
ISO/IEC 27001:2013(ISMS)の認証を取得
2021年9月
「情報処理システム及び仮想人材(特許番号:第6951004号)」(注1)の特許取得
2022年4月
丸紅情報システムズ㈱とネットワークオペレーションセンターの自動化に向けた業務提携を開始

財務データ 

▌主要な経営指標等の推移

決算期-/--/-2019/102020/102021/10
売上高88382508
経常益13△27△79
最終益10△27△79
純資産26207128
総資産55305252
※単位は百万円、単体決算

▌サービス別の売上内訳(2021.10)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※株式分割/併合がある場合は遡及し算定。

株主の状況 

株主名持株比率ロックアップ
小代 義行(会長)29.97%180日
森 遼太(社長)18.46%180日
永田 基樹18.46%180日
小代 愛9.28%180日
㈱アビスト4.44% 
野呂 祥2.38%90日
堀内 暢之1.16%90日
池下 克彦0.84%90日
潮 恵輔0.84% 
㈱AAKRエンリッチ0.84% 
上記以外13.33% 
(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数:2,745 千株(2022年9月22日現在)

?

67.232.8
1,845.1 千株– 千株899.8 千株– 千株
※新株予約権による潜在株式(245千株)を含む。

2IPOの基本情報

スケジュール 

上場承認日9月22日(木)
抽選申込期間10月13日(木)~10月19日(水)
当選発表日10月20日(木)
購入申込期間10月21日(金)~10月26日(水)
上場日10月28日(金)
※証券会社によってスケジュールは異なります。
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
102103104105106107108
109101010111012101310141015
1016101710181019102010211022
1023102410251026102710281029
10301031111112113114115

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

公開株数 

公募株資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。375,000 株
内訳(新規発行) 公募株のうち、上場により新たに発行する株式。0 株
(自己株式) 公募株のうち、自社で保有する自社株式。375,000 株
売出株既存株主が売り出す株式。166,400 株
内訳(買取引受) 売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。96,000 株
(OA) 売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。70,400 株
公開株新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。541,400 株

(IPO指標)

  時価総額 上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。  資金調達 IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 OR オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。  公募比率 公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。
34.5 億円5.2 億円18.879.6
※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

63.719.117.2
※新株予約権による潜在株式(245千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
SMBC日興証券(主幹事)91.36%494,600株
SBI証券4.34%23,500株
大和証券2.16%11,700株
マネックス証券0.87%4,700株
楽天証券0.42%2,300株
いちよし証券0.42%2,300株
松井証券0.42%2,300株
合計100%541,400株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
CONNECT大和200株
※取扱株数は過去実績を元に推定。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

7%
個人3,116本
抽選343
裁量2,773
40%
個人188本
抽選94
裁量94
8%
個人82本
抽選9
裁量73
100%
個人47本
抽選47
裁量
100%
個人23本
抽選23
裁量
100%
個人23本
抽選23
裁量
100%
個人2本
抽選2
裁量
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

star_half
Rating
IPOの評価と初値予想

期待度評価点
 7.5 /15点
4以上 積極参加 2~3 参加 1 不参加

▌注目度・業績評価
 AI関連のIPOは比較的人気が集まりやすく、注目度は高い。前期(21.10)はAIに関する需要の高まりから、製造業及び情報通信業などの継続顧客等を中心として契約件数及び契約単価が上昇し、前期比で売上は33%増の一方で、人件費の増加で最終損失は79百万円に拡大。今期(22.10)はライセンス供与やAEI基礎技術の提供開始もあり、3Q累計で売上は前期を上回り、最終は1億円の黒字で推移。

▌需給・価格評価
 市場への供給額は10億円未満の小型案件で、株主には安定株主しかおらず、需給面から初値上昇に期待。今後も一定程度の成長が期待できるため、初値が予想以上に低ければ、セカンダリーのチャンスも。

《IPOの評価指標》

  供給額 投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。  成長率 直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は情報・通信業(全市場)における成長率の中央値。 ROE 直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は情報・通信業(全市場)におけるROEの中央値。 PER 想定価格を基準にした株価収益率。下段は情報・通信業(グロース)の単純PER(22.8末時点)。 PBR 想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は情報・通信業(グロース)の単純PBR(22.8末時点)。
7.5 億円33.0-61.75.8
情報・通信7.011.160.84.3
※下段は業種別の数値(成長率とROEは中央値)。
aaa

初値予想と結果 

初値予想
(想定価格比)
3,300円(10/25予想)
+1,650円 / +100.0%
想定価格正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。1,380円
仮条件公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。1,560円 ~ 1,650円
公開価格株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。1,650円
初値 証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。
(公開価格比)
3,805円
+2,155円 / +130.6%

▌AIの予測値(10/25更新)

4,200円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+100.0+154.5+248.4+131.9
(公開価格比)(公開価格比)AI小型


過去のIPO実績 

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
トリプルアイズ+150.0%5.518.4%8.6%
セカンドサイト+129.5%8.182.0%8.8%
エッジテク+98.3%24.0-7.1%19.7%
かっこ+290.6%5.43.6%23.1%

▌AI(人工知能)関連のIPO実績
(AI技術をベースにしたサービスの提供)

AI勝率平均騰落率
28
(2007年以降)
96.4
(27件 / 28件)
+248.4
(Q2:+152.5 %)

(2022/10/25 現在)

AI(人工知能)関連の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5026 トリプルアイズ2022/5/31+150.0
5028 セカンドサイト2022/4/4+129.5
4268 エッジテク2022/2/17+98.3
4265 IGS2021/12/29+16.4
4264 セキュア2021/12/27+130.0

AIのIPO騰落率分布


▌小型のIPO実績
(小型:供給額5~10億円未満のIPO)

小型勝率平均騰落率
155
(2016年以降)
94.8
(147件 / 155件)
+131.9
(Q2:+122.2 %)

(2022/10/25 現在)

小型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
9562 ビジネスコーチ2022/10/20+100.7
9560 プログリット2022/9/29+61.6
5126 ポーターズ2022/9/29+108.6
9557 エアクロ2022/7/29+13.8
5034 unerry2022/7/28+132.6

小型のIPO騰落率分布


関連記事

セカンダリー

24年1月以降のIPO銘柄

(24/09/30 15:00)

銘柄
(上場日)
現在値
(初値)
初値比
(金額差)
地合い
Aiロボティクス
247A(9/27)
2,640
2,514
+ 5.0
+ 126
アスア
246A(9/26)
940
1,004
- 6.4
- 64
キッズスター
248A(9/26)
1,950
2,210
- 11.8
- 260
INGS
245A(9/26)
2,830
2,700
+ 4.8
+ 130
グロースエクスパ
244A(9/26)
1,983
1,841
+ 7.7
+ 142
リプライオリ
242A(9/25)
1,184
1,398
- 15.3
- 214
ROXX
241A(9/25)
1,764
1,941
- 9.1
- 177
CrossE
231A(8/29)
966
1,085
- 11.0
- 119
オプロ
228A(8/21)
1,295
1,673
- 22.6
- 378
ファベル
220A(7/31)
889
1,190
- 25.3
- 301
ハートシード
219A(7/30)
1,585
1,548
+ 2.4
+ 37
リベラウェア
218A(7/29)
680
454
+ 49.8
+ 226
タイミー
215A(7/26)
1,314
1,850
- 29.0
- 536
フィットイージー
212A(7/23)
1,463
1,213
+ 20.6
+ 250
カドス
211A(7/18)
2,610
3,210
- 18.7
- 600
PRISMBio
206A(7/2)
410
489
- 16.2
- 79
ロゴスHD
205A(6/28)
2,777
2,290
+ 21.3
+ 487
豆蔵デジタルHD
202A(6/27)
1,293
1,348
- 4.1
- 55
MFS
196A(6/21)
268
368
- 27.2
- 100
タウンズ
197A(6/20)
609
430
+ 41.6
+ 179
ポストプライム
198A(6/20)
785
450
+ 74.4
+ 335
WOLVES
194A(6/20)
980
875
+ 12.0
+ 105
ライスカレー
195A(6/19)
921
1,560
- 41.0
- 639
インテグループ
192A(6/18)
3,855
5,940
- 35.1
- 2,085
Chordia
190A(6/14)
319
255
+ 25.1
+ 64
D&Mカンパニー
189A(6/11)
839
1,308
- 35.9
- 469
アストロスケール
186A(6/5)
1,080
1,281
- 15.7
- 201
学びエイド
184A(5/28)
704
1,282
- 45.1
- 578
コージンバイオ
177A(4/25)
1,840
2,030
- 9.4
- 190
レジル
176A(4/24)
1,487
1,205
+ 23.4
+ 282
ウィルスマート
175A(4/16)
1,015
1,580
- 35.8
- 565
ハンモック
173A(4/11)
1,171
2,160
- 45.8
- 989
イタミアート
168A(4/8)
1,144
2,000
- 42.8
- 856
アズパートナーズ
160A(4/4)
1,913
2,923
- 34.6
- 1,010
Gモンスター
157A(3/29)
641
1,700
- 62.3
- 1,059
マテリアルG
156A(3/29)
801
1,085
- 26.2
- 284
カウリス
153A(3/28)
1,690
2,875
- 41.2
- 1,185
情報戦略
155A(3/28)
510
1,021
- 50.0
- 511
シンカ
149A(3/27)
973
1,671
- 41.8
- 698
ダイブ
151A(3/27)
2,693
3,225
- 16.5
- 532
コロンビアW
146A(3/27)
3,585
3,745
- 4.3
- 160
エルイズビー
145A(3/26)
752
1,553
- 51.6
- 801
ソラコム
147A(3/26)
1,317
1,563
- 15.7
- 246
ハッチ・ワーク
148A(3/26)
2,485
2,815
- 11.7
- 330
JSH
150A(3/26)
634
893
- 29.0
- 259
イシン
143A(3/25)
1,130
2,234
- 49.4
- 1,104
STG
5858(3/21)
1,732
3,215
- 46.1
- 1,483
ジンジブ
142A(3/22)
1,062
3,980
- 73.3
- 2,918
トライアル
141A(3/21)
3,475
2,215
+ 56.9
+ 1,260
光フードサービス
138A(2/28)
3,600
5,850
- 38.5
- 2,250
Cocolive
137A(2/28)
1,173
3,990
- 70.6
- 2,817
VRAIN
135A(2/22)
2,630
5,190
- 49.3
- 2,560
VIS
130A(2/8)
1,002
2,001
- 49.9
- 999
SOLIZE
5871(2/7)
1,834
2,020
- 9.2
- 186

一覧へ

アーカイブ
にほんブログ村 株ブログへ
ページ上部へ戻る