TOブックス[ティーオーブックス](500A)のIPO情報と初値予想
- 2026/1/13
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TOブックス[ティーオーブックス](500A)の東証スタンダードへの新規上場が承認されました。ここでは、TOブックス[ティーオーブックス]のIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!
0目次
1企業の基本情報
企業概要
事業内容は、『ライトノベル及びコミックを中心とした企画・編集及びアニメ、舞台、 グッズ展開を担うコンテンツプロデュース事業』となっています。
| 会社名 | TOブックス[ティーオーブックス](500A) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町1番1号 |
| 設立日 | 2014年5月14日 |
| 従業員数 | 152人 |
| 業種 | 情報・通信業 |
【企業サイト】
https://www.tobooks.jp/
![TOブックス[ティーオーブックス]の事業説明](https://uikabu.com/wp-content/uploads/2026/01/tobooks.png)
沿革
![TOブックス[ティーオーブックス]のトップメッセージ](https://uikabu.com/wp-content/uploads/2026/01/tobooksH.png)
代表取締役 本田 武市
私たちは創業以来、物語を“紡ぐ”ことと“届ける”ことを事業の中心に据えてきました。作家・漫画家・クリエイターの皆さまが生み出した物語がさまざまなかたちで誰かの記憶に残り、未来へと受け継がれていく。その時間に寄り添い続けることに、私たちの存在意義があります。
財務データ
2025年4月期の事業売上は9,427百万円で、構成比はセグメント別に、IP創出・展開100%となっています。
前期(25.4)はミュージカル「本好きの下剋上」の公演や実写映画「悪鬼のウイルス」の劇場公開といった新規領域の進展に加え、アニメ化タイトルを中心に書籍・コミックスの販売が堅調に推移した一方で、本社移転に伴う一時的な費用負担もあり、前期比で売上は8%増、最終は775百万円で着地しました。
今期(26.4)は引き続きアニメ化タイトルを中心に書籍・コミックスの販売は好調で、特に、TVアニメ『水属性の魔法使い』及び『白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます』の放送開始など、メディア展開が順調に推移しており、売上は13%増、最終は967百万円を見込んでいます。1株利益は311.79円、配当は0円予想としています。
▌主要な経営指標等の推移
| 決算期 | 2021/4 | 2022/4 | 2023/4 | 2024/4 | 2025/4 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,501 | 4,804 | 6,546 | 8,735 | 9,427 |
| 経常益 | 608 | 903 | 1,309 | 1,571 | 1,145 |
| 最終益 | 426 | 590 | 900 | 1,039 | 775 |
| 純資産 | 762 | 1,709 | 2,577 | 3,556 | 4,262 |
| 総資産 | 1,432 | 3,550 | 4,242 | 5,843 | 6,161 |
▌セグメント別の売上内訳(2025.4)
▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移
▌比率分析
企業の『収益力』や『安全性』を上場している情報・通信業585社の中央値と比較すると、収益力は総資本営業利益率が18.7%など、かなり高い数値となっています。
また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、固定比率が26.9%となっており、比較的良好な状態といえます。
| 貸借対照表 B/S | 損益計算書 P/L |
|---|---|
| 総資産 6,161 百万円 | 売上高 9,427 百万円 |
| ▉流動資産 ▉固定資産 | ▉流動負債 ▉固定負債 ▉純資産 | ▉売上原価 ▉販管費一 ▉営業利益 | ▉売上高 ▉営業損失 |
※カッコ内の数値は情報・通信業(585社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。
株主の状況
現在の発行済株式総数は3,450千株で、株式保有割合は、経営陣98.0%、その他2.0%となっています。
株式保有は安定株主が占めているため、初値や上場後の株価形成に際し、大きな懸念はありません。また、主要株主にロックアップが厳しめに入っているのは安心材料になります。
| 株主名 | 持株比率 | ロックアップ |
|---|---|---|
| ㈱MTS | 57.97% | 180日 |
| 本田 武市(社長) | 28.99% | 180日 |
| 柴田 維 | 7.25% | 180日 |
| 小山 倫良 | 1.74% | 180日 |
| 鳥海 裕喜 | 1.30% | 180日 |
| 従業員 | 0.35% | 180日 |
| 長谷川 隆一 | 0.29% | 180日 |
| 従業員 | 0.26% | 180日 |
| 従業員 | 0.25% | 180日 |
| 従業員 | 0.17% | 180日 |
| 上記以外 | 1.43% |
▌現在の株式総数と株主構成
株式総数 3,450千株(2026年1月9日現在)
| 98.0 % | – % | 2.0 % | – % |
| 3,382.7 千株 | – 千株 | 67.3 千株 | – 千株 |
2IPOの基本情報
公開株数
IPOの公募比率は53.6%で、公募株式は、主に新規発行になります。初値形成にはニュートラルです。売出し分は、主に経営陣の株式放出によるものです。
上場する株式の時価総額は132.8億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の23.1%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は39.8億円で、IPOとしては中型の案件になります。
| 公募株 ?資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。 | 486,700 株 | |
|---|---|---|
| 内訳 | (新規発行) ?公募株のうち、上場により新たに発行する株式。 | 486,700 株 |
| (自己株式) ?公募株のうち、自社で保有する自社株式。 | 0 株 | |
| 売出株 ?既存株主が売り出す株式。 | 558,000 株 | |
| 内訳 | (買取引受) ?売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。 | 421,800 株 |
| (OA) ?売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。 | 136,200 株 | |
| 公開株 ?新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。 | 1,044,700 株 | |
(IPO指標)
| 時価総額 ?上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。 | 資金調達 ?IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 | OR ?オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。 | 公募比率 ?公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 |
|---|---|---|---|
| 132.8 億円 | 18.5 億円 | 26.1 % | 53.6 % |
▌上場後の株式総数と株主構成
| 75.2 % | – % | 1.7 % | – % | 23.1 % |
幹事証券と抽選本数
今回のIPOではSMBC日興証券が主幹事となっており、割当株数の10%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。
また、幹事証券になる楽天、松井も割当株数の大半が個人向け抽選に配分されるため、狙い目になります。
▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
スケジュール
| 上場承認日 | 1月9日(金) |
|---|---|
| 抽選申込期間 | 1月28日(水)~2月3日(火) |
| 当選発表日 | 2月4日(水) |
| 購入申込期間 | 2月5日(木)~2月10日(火) |
| 上場日 | 2月13日(金) |
| SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 |
| 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 |
| 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 |
( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )
RatingIPOの評価と初値予想
▌注目度・業績評価
ライトノベル等を中心としたコンテンツIP事業には新規性があり、また、『本好きの下剋上』など知名度のあるコンテンツも多く抱えており、注目度は比較的高いといえます。ここ数年で売上は順調に伸びており、利益も安定的に増加していることから、成長性と収益性はまずまずの評価といえます。
▌需給・価格評価
IPOとしては中型案件で、株主は安定株主が占めており、ロックアップも厳しめのため、需給に不安はありません。今期利益予想によるPERは12.2倍と業種平均17.8倍(情報通信・スタンダード)と比較してやや割安な水準です。
なお、昨年10月に上場したオーバーラップホールディングス(414A)は、初値が公開価格割れの上、現状でも初値以下(1/9時点)の水準で推移していることから、予想以上に初値が低くなる可能性もあります。
▌IPO抽選へのスタンス
今回のIPOは初値が公開価格を上回る可能性が高いため、IPO抽選には当選を狙って『参加』したいところです。
| 期待度 | 評価点 |
|---|---|
| 8.0 /15点 |
《IPOの評価指標》
| 供給額 ?投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 | 成長率 ?直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は情報・通信業(全市場)における成長率の中央値。 | ROE ?直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は情報・通信業(全市場)におけるROEの中央値。 | PER ?想定価格を基準にした株価収益率。下段は情報・通信業(スタンダード)の単純PER(25.12末時点)。 | PBR ?想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は情報・通信業(スタンダード)の単純PBR(25.12末時点)。 |
|---|---|---|---|---|
| 39.8 億円 | 7.9 % | 18.2 % | 17.1 倍 | 2.2 倍 |
| 情報・通信 | 8.9 % | 10.1 % | 17.8 倍 | 1.7 倍 |
|---|
初値予想と結果
上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格3,810円から+490円(+12.9%)高い4,300円と予想します。なお、AI予測値は4,730円となっており、これと同程度の予想としています。
| 初値予想 (想定価格比) | 4,300円(1/12予想) (+490円 / +12.9%) |
|---|---|
| 想定価格 ?正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。 | 3,810円 |
| 仮条件 ?公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。 | -円 ~ -円 |
| 公開価格 ?株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。 | -円 |
| 初値 ?証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。 (公開価格比) | -円 (-円 / -%) |
過去のIPO
最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では25年10月に上場したオーバーラップホールディングス(414A)の初値騰落率は-7.1%でした。
今回のIPOと同じ情報・通信業(その他)関連に分類されるIPOは2007年以降69件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は82.6%、初値騰落率の平均は+76.3%(中央値+48.5%)となっています。
また、今回と同じ中型のIPOは2017年以降175件で、勝率は77.1%、初値騰落率の平均は+34.5%(中央値+20.3%)となっています。
▌類似案件のIPO実績
| 銘柄名 | 騰落率 % | 供給額 億 | 成長率 % | ROE % |
|---|---|---|---|---|
| オーバーラップ | -7.1% | 147.2 | 8.0% | 17.0% |
▌情報・通信業(その他)のIPO実績
(情報・通信業のうち他に分類されないもの)
| 情報・通信 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/1/12 現在)
情報・通信業(その他)の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 414A オーバーラップ | 2025/10/3 | -7.1 % |
| 340A ジグザグ | 2025/3/31 | +35.3 % |
| 336A ダイナミクマップ | 2025/3/27 | +27.5 % |
| 335A ミライロ | 2025/3/24 | +144.8 % |
| 323A フライヤー | 2025/2/20 | +73.2 % |
情報・通信のIPO騰落率分布
▌中型のIPO実績
(中型:供給額20~50億円未満のIPO)
| 中型 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
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(2026/1/12 現在)
中型の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 479A PRONI | 2025/12/24 | +7.1 % |
| 478A フツパー | 2025/12/24 | +31.8 % |
| 475A ギミック | 2025/12/19 | -5.2 % |
| 5537 AlbaLink | 2025/12/15 | +42.3 % |
| 436A サイバーSOL | 2025/10/23 | +38.7 % |
中型のIPO騰落率分布
(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報)