犬猫生活(556A)のIPO情報と初値予想
- 2026/3/23
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犬猫生活(556A)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、犬猫生活のIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!
0目次
1企業の基本情報
企業概要
事業内容は、『ペットフードをはじめとしたペット関連商品の企画・製造・販売』となっています。
| 会社名 | 犬猫生活(556A) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区市谷船河原町9番地1 |
| 設立日 | 2018年5月30日 |
| 従業員数 | 57人 |
| 業種 | 小売業 |

沿革

代表取締役社長 佐藤 淳
犬猫生活は、私が1頭の野良猫を保護したことからはじまりました。我々が目指すのは、利益のためではなく、すべての動物とそのご家族が幸せになるお手伝いをすること。決して簡単なことではありませんが、会社と社会貢献活動の両軸での活動により、その理念を実現してまいります。
財務データ
2025年4月期の事業売上は2,902百万円で、構成比は販売チャネル別に、自社EC90.9%、他社EC7%、その他2.2%となっています。
前期(25.4)は積極的な広告費の投下により、定期会員数が56,824人と前期比80.8%増となったことに加え、他社EC販売(Amazon、楽天市場など)も同239.2%増と大幅に伸長したことで、前期比で売上は62%増、最終は208百万円で着地しました。
今期(26.4)は引き続き他社EC販売が好調の上、新たに海外(台湾)での販売開始、M&Aの実施により動物病院1店舗の運営を開始するなど事業拡大が続いており、3Q累計は売上・利益ともに前期を大きく上回るペースで推移しています。
▌主要な経営指標等の推移
| 決算期 | 2021/4 | 2022/4 | 2023/4 | 2024/4 | 2025/4 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 178 | 441 | 1,154 | 1,792 | 2,902 |
| 経常益 | △49 | △288 | △281 | △43 | 90 |
| 最終益 | △49 | △291 | △282 | △43 | 208 |
| 純資産 | 369 | 243 | 198 | 155 | 363 |
| 総資産 | 410 | 339 | 319 | 422 | 878 |
▌販売チャネル別の売上内訳(2025.4)
▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移
▌比率分析
企業の『収益力』や『安全性』を上場している小売業330社の中央値と比較すると、収益力は自己資本利益率 が57.3%など、かなり高い数値となっています。
また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、固定比率が43%となっており、比較的良好な状態といえます。
| 貸借対照表 B/S | 損益計算書 P/L |
|---|---|
| 総資産 878 百万円 | 売上高 2,902 百万円 |
| ▉流動資産 ▉固定資産 | ▉流動負債 ▉固定負債 ▉純資産 | ▉売上原価 ▉販管費一 ▉営業利益 | ▉売上高 ▉営業損失 |
※カッコ内の数値は小売業(330社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。
株主の状況
現在の発行済株式総数は2,561千株で、株式保有割合は、ベンチャーキャピタル(VC)44.6%、経営陣43.9%、その他11.5%となっています。
VCが一定割合の株式を保有しているため、初値や上場後の株価形成に際し、ロックアップから外れた段階で売り圧力が強まるリスクがあります。また、主要株主にロックアップが厳しめに入っているのは安心材料になります。
| 株主名 | 持株比率 | ロックアップ |
|---|---|---|
| ㈱前澤ファンド | 44.59% | 180日 |
| 佐藤 淳(社長) | 36.16% | 180日 |
| 近藤 誠人 | 3.44% | 180日 |
| ㈱シンクロ | 2.11% | 180日 |
| 岩見 真人 | 1.14% | 180日 |
| 濵道 佐和子 | 1.07% | 継続保有 |
| 堤 祐輔 | 0.78% | |
| 従業員 | 0.64% | 継続保有 |
| 従業員 | 0.62% | 継続保有 |
| 丸山 晃司 | 0.62% | |
| 上記以外 | 8.83% |
▌現在の株式総数と株主構成
株式総数 2,561千株(2026年3月23日現在)
| 43.9 % | – % | 11.5 % | 44.6 % |
| 1,124.6 千株 | – 千株 | 294.4 千株 | 1,142 千株 |
2IPOの基本情報
公開株数
IPOの公募比率は54.1%で、公募株式は、主に新規発行になります。初値形成にはニュートラルです。売出し分は、主にベンチャーキャピタル(VC)の株式放出によるものです。
前澤ファンドとは、その運営会社である㈱スタートトゥデイより社外取締役が派遣されているほか、経営課題や経営方針に関して定期的に意見交換を行っています
上場する株式の時価総額は78.2億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の21.1%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は21.0億円で、IPOとしては中型の案件になります。
| 公募株 ?資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。 | 330,000 株 | |
|---|---|---|
| 内訳 | (新規発行) ?公募株のうち、上場により新たに発行する株式。 | 330,000 株 |
| (自己株式) ?公募株のうち、自社で保有する自社株式。 | 0 株 | |
| 売出株 ?既存株主が売り出す株式。 | 371,500 株 | |
| 内訳 | (買取引受) ?売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。 | 280,000 株 |
| (OA) ?売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。 | 91,500 株 | |
| 公開株 ?新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。 | 701,500 株 | |
(IPO指標)
| 時価総額 ?上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。 | 資金調達 ?IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 | OR ?オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。 | 公募比率 ?公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 |
|---|---|---|---|
| 78.2 億円 | 9.9 億円 | 23.3 % | 54.1 % |
▌上場後の株式総数と株主構成
| 37.9 % | – % | 10.2 % | 30.9 % | 21.1 % |
幹事証券と抽選本数
今回のIPOではSBI証券が主幹事となっており、割当株数の36%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。
また、幹事証券になるマネックス、松井も割当株数の大半が個人向け抽選に配分されるため、狙い目になります。
▌幹事証券の引受株式数
| 証券会社 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| SBI証券(主幹事) | -% | -株 |
| 岩井コスモ証券 | -% | -株 |
| 岡三証券 | -% | -株 |
| 極東証券 | -% | -株 |
| 東海東京証券 | -% | -株 |
| 松井証券 | -% | -株 |
| マネックス証券 | -% | -株 |
| 合計 | 100% | -株 |
★ 委託販売による取扱株数(予想)
| 証券会社 | 委託元 | 取扱株数 |
|---|---|---|
| SBIネオトレード証券 | SBI | -株 |
| 岡三オンライン | 岡三 | -株 |
▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
スケジュール
| 上場承認日 | 3月23日(月) |
|---|---|
| 抽選申込期間 | 4月8日(水)~4月14日(火) |
| 当選発表日 | 4月15日(水) |
| 購入申込期間 | 4月16日(木)~4月21日(火) |
| 上場日 | 4月23日(木) |
| SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 329 | 330 | 331 | 41 | 42 | 43 | 44 |
| 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 410 | 411 |
| 412 | 413 | 414 | 415 | 416 | 417 | 418 |
| 419 | 420 | 421 | 422 | 423 | 424 | 425 |
| 426 | 427 | 428 | 429 | 430 | 51 | 52 |
( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )
RatingIPOの評価と初値予想
▌注目度・業績評価
ペットフードの開発・販売に特段の新規性はなく、注目度はさほど高くはありません。現状、国内販売が売上の中心となっていますが、ペットの飼育頭数が増加傾向にある台湾での販売開始や世界最大のペットフード市場である米国への進出など、事業拡大の余地は大きく、また、直近では黒字転換を達成していることから、成長性及び収益力は評価できます。
▌需給・価格評価
IPOとしては中型案件で、株主にはVC(前澤ファンド)が入っているものの、ロックアップは厳しめに設定されているため、需給に大きな不安はありません。想定価格が高めに設定されているのは、マイナス材料になります。前年実績ベースでPERは37.7倍と業種平均34.8倍(小売・グロース)と比較してほぼ同水準です。
▌IPO抽選へのスタンス
今回のIPOは初値が公開価格を上回る可能性が高いため、IPO抽選には当選を狙って『参加』したいところです。
| 期待度 | 評価点 |
|---|---|
| 8.0 /15点 |
《IPOの評価指標》
| 供給額 ?投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 | 成長率 ?直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は小売業(全市場)における成長率の中央値。 | ROE ?直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は小売業(全市場)におけるROEの中央値。 | PER ?想定価格を基準にした株価収益率。下段は小売業(グロース)の単純PER(26.2末時点)。 | PBR ?想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は小売業(グロース)の単純PBR(26.2末時点)。 |
|---|---|---|---|---|
| 21.0 億円 | 61.9 % | 57.3 % | 37.7 倍 | 6.2 倍 |
| 小売業 | 6.7 % | 8.6 % | 34.8 倍 | 3.1 倍 |
|---|
初値予想と結果
上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格2,990円から+510円(+17.1%)高い3,500円と予想します。なお、AI予測値は3,640円となっており、これと同程度の予想としています。
| 初値予想 (想定価格比) | 3,500円(3/23予想) (+510円 / +17.1%) |
|---|---|
| 想定価格 ?正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。 | 2,990円 |
| 仮条件 ?公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。 | -円 ~ -円 |
| 公開価格 ?株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。 | -円 |
| 初値 ?証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。 (公開価格比) | -円 (-円 / -%) |
過去のIPO
最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では22年4月に上場したペットゴー(7140)の初値騰落率は+135.5%でした。
今回のIPOと同じ小売業(飲食除く)関連に分類されるIPOは2007年以降85件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は75.3%、初値騰落率の平均は+55.2%(中央値+25.0%)となっています。
また、今回と同じ中型のIPOは2017年以降176件で、勝率は76.7%、初値騰落率の平均は+34.2%(中央値+20.3%)となっています。
▌類似案件のIPO実績
| 銘柄名 | 騰落率 % | 供給額 億 | 成長率 % | ROE % |
|---|---|---|---|---|
| ペットゴー | +135.5% | 3.6 | 16.3% | 20.3% |
▌小売業(飲食除く)のIPO実績
(家具・雑貨などの通販サイトの運営)
| 小売業 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/3/23 現在)
小売業(飲食除く)の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 456A ヒューマンメイド | 2025/11/27 | +9.9 % |
| 386A みのや | 2025/7/18 | +64.4 % |
| 367A プリモGHD | 2025/6/24 | -6.4 % |
| 297A アルピコHD | 2024/12/25 | +5.2 % |
| 262A インターメス | 2024/10/18 | +25.0 % |
小売業のIPO騰落率分布
▌中型のIPO実績
(中型:供給額20~50億円未満のIPO)
| 中型 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
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(2026/3/23 現在)
中型の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 500A TOブックス | 2026/2/13 | -8.1 % |
| 479A PRONI | 2025/12/24 | +7.1 % |
| 478A フツパー | 2025/12/24 | +31.8 % |
| 475A ギミック | 2025/12/19 | -5.2 % |
| 5537 AlbaLink | 2025/12/15 | +42.3 % |
中型のIPO騰落率分布
(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報)