レクメド(529A)のIPO情報と初値予想

 レクメド(529A)東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、レクメドのIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

0目次

  1. 企業の基本情報
    1. 企業概要(事業解説)
    2. 沿革(代表者)
    3. 財務データ(業績、売上内訳、比率分析)
    4. 株主の状況(現在の株式総数と株主構成)
  2. IPOの基本情報
    1. 公開株数(上場後の株式総数と株主構成)
    2. 幹事証券と抽選本数(引受株式、抽選割合)
    3. スケジュール
  3. IPOの評価と初値予想
    1. IPO所感(評価、抽選スタンス)
    2. 初値予想と結果(条件、初値予想、AI予測)
    3. 過去のIPO(類似案件、分類・規模別実績)

1企業の基本情報

企業概要 

 事業内容は、『未だ満たされない医療ニーズに着目し、自ら臨床開発(治験等)を行い、製造販売承認を取得し、販売することを通じて、一人一人の患者に求められる医薬品を届ける医薬品製造販売ベンチャー』となっています。

会社名レクメド(529A)
所在地東京都町田市森野一丁目7番23号
設立日1998年5月12日
従業員数22人
業種医薬品

【企業サイト】
レクメド公式サイト
https://www.reqmed.co.jp/

事業解説
 新薬の開発に際し、開発のステージアップの途中で他の製薬企業にライセンスアウトせず、開発から販売承認申請までの全ステージを自社で一貫して手掛けるのが特徴で、これまでに「サイスタダン原末」と先天性胆汁酸代謝異常症治療薬「オファコルカプセル50mg」の2剤を製造・販売しています。また、NaPPS(ポリ硫酸ペントサンナトリウム)の変形性膝関節を対象とした第Ⅲ相臨床試験を実施しています。
レクメドの事業説明
(画像:レクメドHP

沿革 

レクメドのトップメッセージ

代表取締役社長 松本 正

 松本正(社長)が協和発酵工業㈱(現:協和キリン㈱)で従事する中で、将来の医薬品開発をリードしていくのはバイオベンチャーであることを確信し、1997年秋に社内ベンチャー制度に応募し、第1号社内ベンチャーに認定され設立されました。

(引用:レクメドHP
1998年5月
東京都町田市に協和?酵工業㈱(現:協和キリン㈱)と松本 正(当社代表取締役)の合弁として(出資比率 51:49)、㈱レクメドを設立同社からの業務委託を受け、コンサルティング事業を開始
1999年6月
協和?酵工業㈱の全持分を松本 正が買い取り同社から完全に独立した会社となる
2000年2月
ライフサイエンス投資事業組合をエムビーエルベンチャーキャピタル㈱(現:ライフサイエンスベンチャーキャピタル㈱)と共に設立し、運営にあたる。
2000年11月
日本国内の大学のシード案件の事業化検証を目的として、ReqMed Research, Inc.(子会社)をカリフォルニア州に設立
2003年8月
PsychoGenics, Inc. (現:PGI Drug Discovery LLC)とエルトプラジンの共同開発契約を締結し、医薬品開発事業を開始
2003年9月
㈱レクメド・ベンチャーキャピタル(子会社)を東京都町田市に設立し、投資ファンド運営事業を移管
2004年2月
㈱レクメド・ベンチャーキャピタルが、ライフサイエンス2号投資事業有限責任組合をエムビーエルベンチャーキャピタル㈱と共に設立
2004年5月
bene pharmaChem GmbH & Co. KG とポリ硫酸ペントサンナトリウムの共同開発契約を締結
2005年9月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムの臨床研究(適応症:変形性膝関節症)を国立大学法人長崎大学病院で開始
2007年1月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムの国内第Ⅰ相試験開始
2008年6月
旭化成ファーマ㈱に対して、bene pharmaChem GmbH & Co. KGと共同でポリ硫酸ペントサンナトリウムの国内の開発・販売権を付与するライセンス契約を締結
2009年3月
エルトプラジンの日本人での薬物動態試験を米国にて開始
2009年12月
ライフサイエンス投資事業組合の期間満了
2010年4月
旭化成ファーマ㈱によるポリ硫酸ペントサンナトリウムの変形性膝関節症に対する日本での前期第Ⅱ相試験開始
2010年6月
㈱レクメド・ベンチャーキャピタルを清算
2010年9月
Chong Kun Dang Pharmaceutical Corp. に対して、bene pharmaChem GmbH & Co. KGと共同で韓国におけるポリ硫酸ペントサンナトリウム開発・販売権を付与するライセンス契約を締結
2010年12月
ReqMed Research, Inc.を清算
2011年6月
厚生労働省未承認薬開発支援事業の開発支援品目であるベタインの開発企業として採択
2011年9月
Orphan Europe SARL(現:Recordati Rare Diseases SARL)とベタインの日本における独占的開発権・販売権を取得するライセンス契約を締結
2012年3月
ベタインが厚生労働省よりオーファン指定(注4)を受ける
2012年3月
ベタインの国内第Ⅲ相試験(注5)開始して、自社開発を開始
2012年6月
旭化成ファーマ㈱がポリ硫酸ペントサンナトリウムの変形性膝関節症に対する前期第Ⅱ相試験を終了したが、主要評価項目でプラセボと有意な差が出なかった為、開発継続を断念し、bene pharmaChem GmbH & Co. KGと三社間で締結したポリ硫酸ペントサンナトリウムの国内ライセンス契約を解除
2013年3月
ホモシスチン尿症(注6)を適応症とする治療薬「ベタイン(商品名:サイスタダン原末)」の国内製造販売承認申請
2013年4月
第一種医薬品製造販売業許可取得
2013年12月
ライフサイエンス2号投資事業有限責任組合の期間満了に伴い投資ファンド運営事業を終了
2014年1月
ホモシスチン尿症を適応症とする「ベタイン(商品名:サイスタダン原末)」の国内製造販売承認取得
2014年5月
「ベタイン(商品名:サイスタダン原末)」を発売し、医薬品販売事業を開始
2014年10月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムのHTLV-1関連脊髄症(HAM)前期第Ⅱ相試験開始
2015年9月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムのムコ多糖症 小児安全性試験開始
2015年11月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムの小児ムコ多糖症患者でのムコ多糖症第Ⅱ相臨床試験開始
2017年12月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムのムコ多糖症及びムコリピドーシス第Ⅱ相試験開始
2018年12月
Icahn School of Medicine at Mount Sinai とポリ硫酸ペントサンナトリウム(適応症:ムコ多糖症)の特許使用契約を締結
2019年10月
厚生労働省未承認薬開発支援事業の開発支援品目であるコール酸の開発企業として採択
2019年12月
PsychoGenics, Inc. (現:PGI Drug Discovery LLC)とエルトプラジンの共同開発契約を終了
2020年4月
Laboratoires CTRS(現:THERAVIA SAS)とコール酸の日本における開発・販売を担う共同開発契約を締結
2020年5月
コール酸の国内第Ⅲ相試験開始
2020年8月
コール酸が厚生労働省よりオーファン指定を受ける
2020年11月
王子ホールディングス㈱との資本業務提携を締結
2021年11月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムの変形性膝関節症に対する後期第Ⅱ相試験開始
2022年1月
ベタインのライセンス契約満了に伴い、Recordati Rare Diseases SARLより先方の日本法人に承継して欲しいとの要望があり、「ベタイン(商品名:サイスタダン原末)」をレコルダティ・レア・ディジーズ・ジャパン㈱に承継
2022年7月
先天性胆汁酸代謝異常症を適応症とする治療薬「コール酸(商品名:オファコルカプセル50mg)」の国内製造販売承認を申請
2023年3月
先天性胆汁酸代謝異常症を適応症とする「コール酸(商品名:オファコルカプセル50mg)」の国内製造販売承認取得
2023年5月
「コール酸(商品名:オファコルカプセル50mg)」薬価収載
2023年6月
「コール酸(商品名:オファコルカプセル50mg)」発売
2024年9月
帝國製薬㈱との販売基本契約を締結
2024年12月
ポリ硫酸ペントサンナトリウムの変形性膝関節症に対する第Ⅲ相試験開始
2025年10月
PGI Drug Discovery LLCとエルトプラジンのData Sharing and License Agreementを締結

財務データ 

 2025年3月期の事業売上は479百万円で、構成比は事業別に、医薬品販売45.7%医薬品開発52.6%コンサル1.7%となっています。

 前期(25.3)は「オファコルカプセル50mg」の販売が好調に推移したほか、帝國製薬㈱からNaPPS販売に関する契約一時金の受領や、韓国でのNaPPS原薬の販売に伴う収益分配等により、前期比で売上は50%増最終は△121百万円で着地しました。

 今期(26.3)は「オファコルカプセル50mg」の販売が順調に拡大している一方で、NaPPS原薬の販売に伴う収益分配等が低調なほか、NaPPSの第Ⅲ相試験の費用が嵩み、売上は△4%減最終は△1,099百万円を見込んでいます。1株利益は-168.36円配当は0円予想としています。

▌主要な経営指標等の推移

決算期2021/32022/32023/32024/32025/3
売上高1497850319479
経常益△18△265△330△211△116
最終益△20△266△330△228△121
純資産286361411,023902
総資産4197203441,5511,398
※単位は百万円、単体決算

▌事業別の売上内訳(2025.3)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※株式分割/併合がある場合は遡及し算定。

▌比率分析

 企業の『収益力』や『安全性』を上場している医薬品68社と比較すると、まず、収益力については赤字決算のため、現状では比較することができません。

 また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、固定比率が4%となっており、比較的良好な状態といえます。

貸借対照表 B/S損益計算書 P/L
総資産 1,398 百万円売上高 479 百万円

流動資産
固定資産
流動負債
固定負債
純資産
売上原価
販管費
営業利益
売上高
営業損失
収益性指標
売上高営業利益率 = -23.5(μ:-24318.3 Me:5.7
総資本営業利益率 = -8(μ:-14.6 Me:3.5
自己資本利益率 = -13.4(μ:-48.4 Me:3.9
安全性指標
流動比率「流動資産 ÷ 流動負債」で計算され、企業の短期的な財務安全性(支払い能力)を測定する指標。 = 419(μ:946.8 Me:431.2
固定比率「固定資産 ÷ 純資産」で計算され、長期間に活用される固定資産がどれだけ純資産で調達されているかを測定する指標。一般的には100%以下が目安とされる。 = 4(μ:57.1 Me:48
自己資本比率「自己資本 ÷ 総資本」で計算され、企業の中長期的な財務安全性を測定する指標。100%は無借金経営。 = 64.5(μ:68.4 Me:73.3
成長性指標
売上高成長率 = 50.2(μ:7.8 Me:6.5

※カッコ内の数値は医薬品(68社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。

株主の状況 

 現在の発行済株式総数は7,458千株で、株式保有割合は、その他63.1%ベンチャーキャピタル(VC)22.6%経営陣14.2%となっています。

 VCが一定割合の株式を保有しているため、初値や上場後の株価形成に際し、ロックアップから外れた段階で売り圧力が強まるリスクがあります。また、主要株主にロックアップが入っているのは安心材料になります。

株主名持株比率ロックアップ
松本 正(社長)11.87%180日
サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号LPS10.02%90日
王子ホールディングス㈱8.38%180日
帝國製薬㈱8.38%180日
㈱サノ5.57%180日
オリックス㈱4.76%180日
新生響きブリッジLPS3.89%90日
TNPスレッズオブライトLPS3.58%90日
㈱EXIT Solutions3.55%180日
Yokohama NextLPS3.35%180日
上記以外36.65%
(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数 7,458千株(2026年2月26日現在)

?

14.263.122.6
1,059.5 千株– 千株4,709.5 千株1,689 千株
※新株予約権による潜在株式(630千株)を含む。

2IPOの基本情報

公開株数 

 今回のIPOでは募集株式の全てが公募株式で、主に新規発行になります。初値形成にはかなりポジティブといえます。

 上場する株式の時価総額は91.5億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の15.2%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は17.2億円で、IPOとしては中小型の案件になります。

公募株資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。1,339,300 株
内訳(新規発行) 公募株のうち、上場により新たに発行する株式。1,339,300 株
(自己株式) 公募株のうち、自社で保有する自社株式。0 株
売出株既存株主が売り出す株式。200,800 株
内訳(買取引受) 売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。0 株
(OA) 売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。200,800 株
公開株新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。1,540,100 株

(IPO指標)

  時価総額 上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。  資金調達 IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 OR オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。  公募比率 公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。
91.5 億円15 億円16.4100
※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

12.053.519.215.2
※新株予約権による潜在株式(630千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

 今回のIPOでは野村證券が主幹事となっており、割当株数の8%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。

 また、幹事証券になる松井も割当株数の大半が個人向け抽選に配分されるため、狙い目になります。

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
野村證券(主幹事)-%-株
岡三証券-%-株
丸三証券-%-株
SBI証券-%-株
松井証券-%-株
合計100%-株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
岡三オンライン岡三-株
※取扱株数は過去実績を元に推定。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

8%
個人-本
抽選
裁量
89%
個人-本
抽選
裁量
45%
個人-本
抽選
裁量
90%
個人-本
抽選
裁量
100%
個人-本
抽選
裁量
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

スケジュール 

上場承認日2月26日(木)
抽選申込期間3月17日(火)~3月23日(月)
当選発表日3月24日(火)
購入申込期間3月25日(水)~3月30日(月)
上場日4月2日(木)
※証券会社によってスケジュールは異なります。
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
3839310311312313314
315316317318319320321
322323324325326327328
32933033141424344
4546474849410411

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

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IPOの評価と初値予想

▌注目度・業績評価

 ここ数年バイオベンチャーのIPOは公開価格割れとなることもしばしばで、同じ医薬品銘柄で今月上場したイノバセル(504A)も公開価格割れとなっていることから、注目度はかなり低いです。多くの上場してくるバイオベンチャーと同じで赤字が継続しており、今期(26.3)もNaPPSの第Ⅲ相試験が本格的に開始したことで開発費用が膨らみ、赤字幅が拡大予想となっていることからも、収支は依然厳しい状況です。

▌需給・価格評価

 IPOとしては中小型案件で、株主にはVCが複数入っているもののロックアップは厳しめに入っており、需給に大きな不安はありません。また、公募比率が高く、純粋な資金調達を目的とした上場になるのはプラス材料になります。

▌IPO抽選へのスタンス

 今回のIPOは初値が公開価格割れの可能性もあるため、リスクを回避したい人はIPO抽選に『不参加』とすることも選択肢になります。

期待度評価点
 5.5 /15点
4以上 積極参加 2~3 参加 1 不参加

《IPOの評価指標》

 供給額 投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 成長率 直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は医薬品(全市場)における成長率の中央値。 ROE 直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は医薬品(全市場)におけるROEの中央値。 PER 想定価格を基準にした株価収益率。下段は医薬品(グロース)の単純PER(25.12末時点)。 PBR 想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は医薬品(グロース)の単純PBR(25.12末時点)。
17.2 億円50.2-13.44.0
医薬品6.53.95.8
※実績値で計算、下段は業種別の数値(成長率とROEは中央値)。
aaa

初値予想と結果 

 上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格1,120円と同じ1,120円と予想します。なお、AI予測値は1,788円となっており、これより低い弱気の予想としています。

初値予想
(想定価格比)
1,120円(2/26予想)
±0円 / ±0.0%
想定価格正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。1,120円
仮条件公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。-円 ~ -円
公開価格株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。-円
初値 証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。
(公開価格比)
-円
(-円 / -%)

▌AIの予測値(2/26計算)

AI予測1,788円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

±0.0+59.6+31.3+70.2
(想定価格比)(想定価格比)医薬品中小型

過去のIPO 

 最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では24年7月に上場したHeartseed(219A)の初値騰落率は+33.4%でした。

 今回のIPOと同じ医薬品関連関連に分類されるIPOは2007年以降46件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は65.2%、初値騰落率の平均は+31.3%(中央値+9.4%)となっています。

 また、今回と同じ中小型のIPOは2017年以降212件で、勝率は89.6%、初値騰落率の平均は+70.2%(中央値+53.2%)となっています。

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
ハートシード+33.4%23.0-30.9%-28.0%
PRISMBio+8.7%20.0-79.6%-45.9%
Chordia+66.7%16.00.0%5.0%
VIS+100.1%10.3203.4%-9.1%
ケイファーマ-7.9%20.10.0%-29.3%

▌医薬品関連のIPO実績
(バイオベンチャー企業など)

医薬品勝率平均騰落率
46
(2007年以降)
65.2
(30件 / 46件)
+31.3
(Me:+9.4 %)

(2026/2/26 現在)

医薬品関連の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
504A イノバセル2026/2/24-7.6
219A ハートシード2024/7/30+33.4
206A PRISMBio2024/7/2+8.7
197A タウンズ2024/6/20-6.5
190A Chordia2024/6/14+66.7

医薬品のIPO騰落率分布

▌中小型のIPO実績
(中小型:供給額10~20億円未満のIPO)

中小型勝率平均騰落率
212
(2017年以降)
89.6
(190件 / 212件)
+70.2
(Me:+53.2 %)

(2026/2/26 現在)

中小型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
483A テラテクノロジー2025/12/23+38.9
480A リブコンサル2025/12/25+40.0
476A 辻・本郷IT2025/12/19+61.1
462A ファンディーノ2025/12/5+42.4
460A BRANU2025/12/1+68.9

中小型のIPO騰落率分布

(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報















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