GO[ゴー](581A)のIPO情報と初値予想
- 2026/5/14
- IPO企業一覧
GO[ゴー](581A)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、GO[ゴー]のIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!
0目次
1企業の基本情報
企業概要
事業内容は、『配車システム提供等モビリティ関連事業』となっています。
| 会社名 | GO[ゴー](581A) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区麻布台一丁目3番1号麻布台ヒルズ森JPタ |
| 設立日 | 1977年8月17日 |
| 従業員数 | 602人 |
| 業種 | 情報・通信業 |
【企業サイト】
https://goinc.jp/
![GO[ゴー]の事業説明](https://uikabu.com/wp-content/uploads/2026/05/goinc.png)
沿革
![GO[ゴー]のトップメッセージ](https://uikabu.com/wp-content/uploads/2026/05/goincH.png)
代表取締役社長 中島 宏
私たちは、これまでタクシーアプリ『GO』を中心に展開していき、タクシーをはじめとしたモビリティ産業をアップデートしてきました。しかし、私たちが目指しているものは大きな進化です。モビリティだけではなく、人々の移動に関わるものを軸に社会をもっと良いものにしていきたいと考えています。
財務データ
2025年5月期の事業売上は314億円で、構成比はセグメント別に、アプリ配車43.3%、タクシー関連43.3%、その他13.4%となっています。
前期(25.5)はGO事業において過去最高の実車数を記録したほか、1実車当たり平均売上高も向上し、前期比で売上は31%増、最終は20億円で着地しました。
今期(26.5)はタクシーアプリユーザーの安定的な増加に加え、アプリ手配料値上げによる1実車当たり平均売上高の上昇、㈱MOMO Aの連結子会社化などにより、売上は30%増、最終は64億円を見込んでいます。1株利益は82.39円、配当は0円予想としています。
▌主要な経営指標等の推移
| 決算期 | 2021/5 | 2022/5 | 2023/5 | 2024/5 | 2025/5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 51 | 84 | 145 | 240 | 314 |
| 経常益 | △123 | △109 | △84 | △20 | 26 |
| 最終益 | △137 | △111 | △87 | △33 | 20 |
| 純資産 | 179 | 143 | 156 | 150 | 175 |
| 総資産 | 251 | 278 | 373 | 467 | 571 |
▌セグメント別の売上内訳(2025.5)
▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移
▌比率分析
企業の『収益力』や『安全性』を上場している情報・通信業585社の中央値と比較すると、収益力は自己資本利益率 が11.4%など、平均的な数値となっています。
また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、流動比率が146.1%となっており、やや厳しい状態といえます。
| 貸借対照表 B/S | 損益計算書 P/L |
|---|---|
| 総資産 571 億円 | 売上高 314 億円 |
| ▉流動資産 ▉固定資産 | ▉流動負債 ▉固定負債 ▉純資産 | ▉売上原価 ▉販管費一 ▉営業利益 | ▉売上高 ▉営業損失 |
※カッコ内の数値は情報・通信業(585社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。
株主の状況
現在の発行済株式総数は86,286千株で、株式保有割合は、その他46.4%、関係会社46.4%、経営陣7.3%となっています。
株式保有は安定株主が占めているため、初値や上場後の株価形成に際し、大きな懸念はありません。また、主要株主にロックアップが入っているのは安心材料になります。
| 株主名 | 持株比率 | ロックアップ |
|---|---|---|
| 日本交通ホールディングス㈱ | 23.20% | 360日 |
| ㈱ディー・エヌ・エー | 23.20% | 180日 |
| ㈱NTTドコモ | 16.50% | 180日 |
| トヨタ自動車㈱ | 5.80% | 180日 |
| グローバルグロースホールディングスツー(同) | 5.70% | 180日 |
| あいおいニッセイ同和損害保険㈱ | 5.60% | 180日 |
| 中島 宏(社長) | 2.60% | 180日 |
| 川鍋 一朗 | 2.20% | 180日 |
| ㈱SMBC信託銀行 | 2.00% | |
| KDDI㈱ | 1.70% | |
| 上記以外 | 11.50% |
▌現在の株式総数と株主構成
株式総数 86,286千株(2026年5月14日現在)
| 7.3 % | 46.4 % | 46.4 % | – % |
| 6,267.9 千株 | 40,000 千株 | 40,018.5 千株 | – 千株 |
2IPOの基本情報
公開株数
今回のIPOでは募集株式の全てが売出し株式で、主にその他(NTTドコモ、トヨタ自動車など)、関係会社(ディー・エヌ・エー)の株式放出によるものです。初値形成にはかなりネガティブといえます。
上場する株式の時価総額は1,825.5億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の42.8%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は951.3億円で、IPOとしては中大型以上の案件になります。
| 公募株 ?資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。 | 0 株 | |
|---|---|---|
| 内訳 | (新規発行) ?公募株のうち、上場により新たに発行する株式。 | 0 株 |
| (自己株式) ?公募株のうち、自社で保有する自社株式。 | 0 株 | |
| 売出株 ?既存株主が売り出す株式。 | 40,482,900 株 | |
| 内訳 | (買取引受) ?売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。 | 36,936,900 株 |
| (OA) ?売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。 | 3,546,000 株 | |
| 公開株 ?新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。 | 40,482,900 株 | |
(IPO指標)
| 時価総額 ?上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。 | 資金調達 ?IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 | OR ?オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。 | 公募比率 ?公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 |
|---|---|---|---|
| 1,825.5 億円 | – 億円 | 47.6 % | 0 % |
▌上場後の株式総数と株主構成
| 7.3 % | 27.7 % | 22.3 % | – % | 42.8 % |
幹事証券と抽選本数
今回のIPOでは野村證券が主幹事となっており、割当株数の8%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。
▌幹事証券の引受株式数
| 証券会社 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| 野村證券(主幹事) | -% | -株 |
| ゴールドマン・サックス証券 | -% | -株 |
| BofA証券 | -% | -株 |
| 大和証券 | -% | -株 |
| 三菱UFJMS証券 | -% | -株 |
| SBI証券 | -% | -株 |
| SMBC日興証券 | -% | -株 |
| みずほ証券 | -% | -株 |
| 岩井コスモ証券 | -% | -株 |
| 合計 | 100% | -株 |
★ 委託販売による取扱株数(予想)
| 証券会社 | 委託元 | 取扱株数 |
|---|---|---|
| CONNECT | 大和 | -株 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 三菱 | -株 |
▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
スケジュール
| 上場承認日 | 5月14日(木) |
|---|---|
| 抽選申込期間 | 6月2日(火)~6月5日(金) |
| 当選発表日 | 6月8日(月) |
| 購入申込期間 | 6月9日(火)~6月12日(金) |
| 上場日 | 6月16日(火) |
| SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 524 | 525 | 526 | 527 | 528 | 529 | 530 |
| 531 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 |
| 67 | 68 | 69 | 610 | 611 | 612 | 613 |
| 614 | 615 | 616 | 617 | 618 | 619 | 620 |
| 621 | 622 | 623 | 624 | 625 | 626 | 627 |
( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )
RatingIPOの評価と初値予想
▌注目度・業績評価
マッチング・プラットフォーム関連のIPOは比較的人気が集まりやすく、また、タクシー配車アプリ『GO』の知名度も高いことから、注目度はかなり高そうです。ここ数年で売上は着実に伸びており、直近で黒字転換も達成していることから、事業の見通しは明るいです。
▌需給・価格評価
IPOとしては大型案件で、株主には大手事業会社がずらりと並んでおり、ロックアップは入っているものの、募集株式が多く、想定価格も高めのことから、需給はやや不安です。また、募集株式の全てが売出しになるのもマイナス材料です。今期(26.5)利益予想によるPERは28.5倍と業種平均39.2倍(情報通信・グロース)と比較してやや割安な水準です。
▌IPO抽選へのスタンス
今回のIPOは初値が公開価格を上回る可能性が高いため、IPO抽選には当選を狙って『参加』したいところです。
| 期待度 | 評価点 |
|---|---|
| 7.0 /15点 |
《IPOの評価指標》
| 供給額 ?投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 | 成長率 ?直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は情報・通信業(全市場)における成長率の中央値。 | ROE ?直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は情報・通信業(全市場)におけるROEの中央値。 | PER ?想定価格を基準にした株価収益率。下段は情報・通信業(グロース)の単純PER(26.4末時点)。 | PBR ?想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は情報・通信業(グロース)の単純PBR(26.4末時点)。 |
|---|---|---|---|---|
| 951.3 億円 | 30.8 % | 11.4 % | 91.4 倍 | 10.4 倍 |
| 情報・通信 | 8.9 % | 10.1 % | 39.2 倍 | 3.0 倍 |
|---|
初値予想と結果
上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格2,350円から+450円(+19.1%)高い2,800円と予想します。なお、AI予測値は3,120円となっており、これより低い弱気の予想としています。
| 初値予想 (想定価格比) | 2,800円(5/22予想) (+450円 / +19.1%) |
|---|---|
| 想定価格 ?正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。 | 2,350円 |
| 仮条件 ?公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。 | -円 ~ -円 |
| 公開価格 ?株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。 | -円 |
| 初値 ?証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。 (公開価格比) | -円 (-円 / -%) |
過去のIPO
最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では22年12月に上場したRebase(5138)の初値騰落率は+130.4%でした。
今回のIPOと同じマッチングPF関連に分類されるIPOは2007年以降26件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は92.3%、初値騰落率の平均は+88.4%(中央値+70.5%)となっています。
また、今回と同じ中大型以上のIPOは2017年以降168件で、勝率は54.8%、初値騰落率の平均は+15.6%(中央値+2.2%)となっています。
▌類似案件のIPO実績
| 銘柄名 | 騰落率 % | 供給額 億 | 成長率 % | ROE % |
|---|---|---|---|---|
| Rebase | +130.4% | 8.7 | 87.0% | 33.9% |
| CaSy | +48.2% | 3.3 | 19.7% | -244.9% |
▌マッチングPFのIPO実績
(マッチングプラットフォームの運営事業)
| マッチング | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/5/22 現在)
マッチングPFの直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 554A バトンズ | 2026/4/21 | +153.6 % |
| 479A PRONI | 2025/12/24 | +7.1 % |
| 462A ファンディーノ | 2025/12/5 | +42.4 % |
| 460A BRANU | 2025/12/1 | +68.9 % |
| 418A ウリドキ | 2025/10/7 | +7.5 % |
マッチングのIPO騰落率分布
▌中大型以上のIPO実績
(中大型以上:供給額50億円以上のIPO)
| 中大型以上 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/5/22 現在)
中大型以上の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 523A セイワHD | 2026/3/27 | -2.4 % |
| 505A ギークリー | 2026/2/27 | -7.5 % |
| 504A イノバセル | 2026/2/24 | -7.6 % |
| 485A パワーエックス | 2025/12/19 | -7.4 % |
| 472A ミラティブ | 2025/12/18 | -12.7 % |
中大型以上のIPO騰落率分布
(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報)