IPO初値予想:Rebase(5138)【12/8更新】

 Rebase(5138)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、RebaseのIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

1企業の基本情報

企業概要 

会社名Rebase(5138)
所在地東京都渋谷区神宮前四丁目26番18号
従業員数27人
業種情報・通信業
事業概要レンタルスペース予約プラットフォーム『インスタベース』などのサービスの提供

【企業サイト】

https://www.rebase.co.jp/

事業メモ
 インスタベースは、スペースを使いたい人とスペースを貸したい人をマッチングするレンタルスペースの予約・集客プラットフォーム。ビジネスシーンで便利な貸し会議室やセミナー会場、各種イベントやパーティーで使えるスペース、フィットネス用途で便利なスタジオなど、使いたいときに使いたい分だけ時間単位で予約して使えるレンタルスペースを、全国24,000件以上掲載。

沿革 

代表取締役 CEO 佐藤 海

 「インスタベース」という「人」と「空間」を繋ぐ仕組みの提供を通じて、場所の制限なく人々の持て る可能性を広げ、一人ひとりが持つ想いを実現できる世界を目指しております。

2014年4月
㈱Rebase(資本金 25万円)を東京都世田谷区尾山台に設立
2014年5月
レンタルスペース予約・集客サービス「インスタベース」をリリース
2015年3月
資本金を775万円に増資
2016年10月
㈱ベネフィット・ワンが運営するベネフィット・ワンの会員に対するインスタベースのサービス提供を開始
2017年5月
資本金を8,275万円に増資
2017年7月
本社を東京都渋谷区恵比寿西に移転
2018年9月
スペース利用者向けのiOSアプリの提供開始
2018年11月
「インスタベースポイント」の提供開始
2018年12月
掲載スペース数が5,000件を突破
2019年3月
スペース利用者・スペース掲載者を対象とした「インスタベース安心補償」の提供開始
2019年7月
BBQ・グランピングサービスを展開する㈱G-styleとの協業により、飲食付きスペースの予約受付を開始し、新規サービスの提供に向けた検討を開始
2019年8月
㈱G-styleとの協業の一環として、ケータリング・デリバリーの手配ができる「インスタベースPlate」の提供開始
2019年9月
スペース利用者向けのAndroidアプリの提供開始
2019年10月
スペース掲載者向けのiOSアプリの提供開始
2020年3月
「インスタベース」のトップページデザインをリニューアル
2020年4月
「インスタベース」において利用者を限定してスペースを貸し出す「コミュニティ機能」をリリース
2020年12月
掲載スペース数が10,000件を突破
2021年5月
レンタルスペースに配送可能な飲食事業者と、飲食物を配送可能なレンタルスペースが検索され、レンタルスペースと飲食物の予約を効率的に行うことができるシステムに関する特許を取得(特許 第6889429号)
2021年6月
個室型ワークブース「テレキューブ」を全国に展開するテレキューブサービス㈱との協業により、「インスタベース」で日本全国のテレキューブの予約受付を開始
2021年10月
「インスタベース」のサービスロゴをリニューアル
2021年11月
掲載スペース数が15,000件を突破
2021年12月
プライバシーマークを取得(登録番号 第21004790(01)号)
2022年3月
本社を東京都渋谷区神宮前に移転 東京都知事登録旅行業を取得(登録番号 第3-8196号)
2022年4月
住友不動産㈱、㈱構造計画研究所と業務連携 住友不動産㈱が開発する新築分譲マンション付帯の共用施設を入居者限定のレンタルスペースとして予約、利用、決済を可能にする協業を開始
2022年5月
掲載スペース数が20,000件を突破

財務データ 

▌主要な経営指標等の推移

決算期2018/32019/32020/32021/32022/3
売上高107163368476890
経常益1080114211
最終益0△141690140
純資産181167183273413
総資産207207439524796
※単位は百万円、単体決算

▌セグメント別の売上内訳(2022.3)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※株式分割/併合がある場合は遡及し算定。

株主の状況 

株主名持株比率ロックアップ
㈱elpido32.18%180日
佐藤 海(社長)24.24%180日
髙畠 裕二14.71%180日
㈱El Monte Garage8.28%180日
SBIベンチャー投資促進税制LPS2.78%90日/1.5倍
石田 貴心アレキサンダー2.41%180日
SBIベンチャー企業成長支援3号LPS2.15%90日/1.5倍
岡本 泰彦2.09% 
赤木 賢敏2.09%180日
SBIベンチャー企業成長支援4号LPS1.55%90日/1.5倍
上記以外7.52% 
(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数:4,785 千株(2022年11月11日現在)

?

83.08.68.4
3,973.8 千株– 千株411.2 千株400 千株
※新株予約権による潜在株式(385千株)を含む。

2IPOの基本情報

スケジュール 

上場承認日11月11日(金)
抽選申込期間11月30日(水)~12月6日(火)
当選発表日12月7日(水)
購入申込期間12月8日(木)~12月13日(火)
上場日12月16日(金)
※証券会社によってスケジュールは異なります。
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
1120112111221123112411251126
1127112811291130121122123
1241251261271281291210
1211121212131214121512161217
1218121912201221122212231224

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

公開株数 

公募株資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。200,000 株
内訳(新規発行) 公募株のうち、上場により新たに発行する株式。200,000 株
(自己株式) 公募株のうち、自社で保有する自社株式。0 株
売出株既存株主が売り出す株式。789,000 株
内訳(買取引受) 売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。660,000 株
(OA) 売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。129,000 株
公開株新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。989,000 株

(IPO指標)

  時価総額 上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。  資金調達 IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 OR オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。  公募比率 公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。
40.5 億円1.8 億円18.723.3
※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

68.56.28.017.3
※新株予約権による潜在株式(385千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
SBI証券(主幹事)86.99%860,300株
野村證券7.83%77,400株
SMBC日興証券1.74%17,200株
三菱UFJMS証券0.87%8,600株
岩井コスモ証券0.52%5,100株
岡三証券0.52%5,100株
東洋証券0.52%5,100株
松井証券0.52%5,100株
マネックス証券0.52%5,100株
合計100%989,000株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
SBIネオトレード証券SBI500株
auカブコム証券三菱500株
岡三オンライン岡三300株
※取扱株数は過去実績を元に推定。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

37%
個人6,280本
抽選3,140
裁量3,140
9%
個人619本
抽選68
裁量551
9%
個人146本
抽選16
裁量130
9%
個人69本
抽選8
裁量61
10%
個人51本
抽選5
裁量46
8%
個人41本
抽選4
裁量37
100%
個人51本
抽選51
裁量
100%
個人51本
抽選51
裁量
100%
個人5本
抽選5
裁量
100%
個人5本
抽選5
裁量
100%
個人3本
抽選3
裁量
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

star_half
Rating
IPOの評価と初値予想

期待度評価点
 10.0 /15点
4以上 積極参加 2~3 参加 1 不参加

▌注目度・業績評価
 マッチングプラットフォーム関連のIPOは比較的人気化しやすく、注目度は高い。前期(22.3)はインスタベースにおける実利用総額・実利用数・掲載スペース数がそれぞれ堅調に増加し、前期比で売上は87.1%増、最終益は54.6%増を達成。今期(23.3)もテレワークの常態化などで空きスペースを利活用する需要は底堅く、2Q累計は拡大傾向で推移。

▌需給・価格評価
 市場への供給額は10億円未満の小型案件で、株主にVCが多く入っているもののロックアップは入っており、需給面に不安はない。想定価格が低めに設定されており、PER28.9倍も比較的買いやすい水準。

《IPOの評価指標》

  供給額 投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。  成長率 直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は情報・通信業(全市場)における成長率の中央値。 ROE 直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は情報・通信業(全市場)におけるROEの中央値。 PER 想定価格を基準にした株価収益率。下段は情報・通信業(グロース)の単純PER(22.10末時点)。 PBR 想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は情報・通信業(グロース)の単純PBR(22.10末時点)。
8.7 億円87.033.928.97.1
情報・通信7.011.161.14.5
※下段は業種別の数値(成長率とROEは中央値)。
aaa

初値予想と結果 

初値予想
(想定価格比)
1,700円(12/8予想)
+780円 / +84.8%
想定価格正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。880円
仮条件公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。880円 ~ 920円
公開価格株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。920円
初値 証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。
(公開価格比)
2,120円
+1,200円 / +130.4%

▌AIの予測値(12/8更新)

1,966円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+84.8+113.7+103.8+132.5
(公開価格比)(公開価格比)マッチング小型


過去のIPO実績 

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
スペースマーケッ+121.4%10.747.3%-49.7%

▌マッチングPFのIPO実績
(マッチングプラットフォームの運営事業)

マッチング勝率平均騰落率
18
(2007年以降)
94.4
(17件 / 18件)
+103.8
(Q2:+76.5 %)

(2022/12/8 現在)

マッチングPFの直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5131 リンカーズ2022/10/26+67.7
2998 クリアル2022/4/28+72.0
9215 CaSy2022/2/22+48.2
7378 アシロ2021/7/20+27.6
4487 スペースマーケッ2019/12/20+121.4

マッチングのIPO騰落率分布


▌小型のIPO実績
(小型:供給額5~10億円未満のIPO)

小型勝率平均騰落率
160
(2016年以降)
95.0
(152件 / 160件)
+132.5
(Q2:+121.6 %)

(2022/12/8 現在)

小型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
9565 ウェルプレイドR2022/11/30+429.9
5136 tripla2022/11/25+102.5
5132 pluszero2022/10/28+130.6
5131 リンカーズ2022/10/26+67.7
9564 FCE2022/10/27+32.1

小型のIPO騰落率分布


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