IPO初値予想:スカイマーク(9204)【12/7更新】
- 2022/12/7
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スカイマーク(9204)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、スカイマークのIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!
1企業の基本情報
企業概要
会社名 | スカイマーク(9204) |
---|---|
所在地 | 東京都大田区羽田空港三丁目5番10号 |
従業員数 | 2,365人 |
業種 | 空運業 |
事業概要 | 定期航空運送事業など |
【企業サイト】
https://www.skymark.co.jp/
沿革
代表取締役社長 洞 駿
当社は、長らく大手数社の寡占により運賃が高止まり状態にあった航空業界に競争原理を起こすべく設立された航空会社であります。
財務データ
▌主要な経営指標等の推移
決算期 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 |
---|---|---|---|---|---|
事収益 | 828 | 882 | 904 | 341 | 471 |
経常益 | 77 | 88 | 28 | △296 | △151 |
最終益 | 70 | 91 | △13 | △163 | △67 |
純資産 | 171 | 273 | 216 | 104 | 93 |
総資産 | 649 | 771 | 719 | 855 | 936 |
▌営業別の売上内訳(2022.3)
▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移
株主の状況
株主名 | 持株比率 | ロックアップ |
---|---|---|
インテグラル2号LPS | 42.93% | 180日 |
UDSエアラインLPS | 33.40% | 180日 |
ANAホールディングス㈱ | 16.50% | 180日 |
Integral Fund II(A)L.P. | 4.75% | 180日 |
インテグラル2号SSLPS | 2.42% | |
上記以外 | – |
▌現在の株式総数と株主構成
株式総数:47,286 千株(2022年11月10日現在)
– % | – % | 16.5 % | 83.5 % |
– 千株 | – 千株 | 7,802.2 千株 | 39,483.8 千株 |
2IPOの基本情報
スケジュール
上場承認日 | 11月10日(木) |
---|---|
抽選申込期間 | 11月28日(月)~12月2日(金) |
当選発表日 | 12月5日(月) |
購入申込期間 | 12月6日(火)~12月9日(金) |
上場日 | 12月14日(水) |
SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
---|---|---|---|---|---|---|
1120 | 1121 | 1122 | 1123 | 1124 | 1125 | 1126 |
1127 | 1128 | 1129 | 1130 | 121 | 122 | 123 |
124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 1210 |
1211 | 1212 | 1213 | 1214 | 1215 | 1216 | 1217 |
1218 | 1219 | 1220 | 1221 | 1222 | 1223 | 1224 |
( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )
公開株数
公募株 ?資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。 | 13,043,400 株 | |
---|---|---|
内訳 | (新規発行) ?公募株のうち、上場により新たに発行する株式。 | 13,043,400 株 (国内717万株 海外 587万株) |
(自己株式) ?公募株のうち、自社で保有する自社株式。 | 0 株 | |
売出株 ?既存株主が売り出す株式。 | 18,914,400 株 | |
内訳 | (買取引受) ?売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。 | 14,746,000 株 (国内623万株 海外 851万株) |
(OA) ?売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。 | 4,168,400 株 | |
公開株 ?新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。 | 31,957,800 株 |
(IPO指標)
時価総額 ?上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。 | 資金調達 ?IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 | OR ?オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。 | 公募比率 ?公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 |
---|---|---|---|
693.8 億円 | 150 億円 | 46.1 % | 46.9 % |
▌上場後の株式総数と株主構成
– % | – % | -11.5 % | 65.4 % | 46.1 % |
幹事証券と抽選本数
▌幹事証券の引受株式数
証券会社 | 割当率 | 割当株数 |
---|---|---|
大和証券(主幹事) | 38.51% | 7,937,600株 |
三菱UFJMS証券 | 18.29% | 3,769,200株 |
BofA証券 | 1.57% | 323,000株 |
SMBC日興証券 | 0.62% | 128,100株 |
みずほ証券 | 0.62% | 128,100株 |
野村證券 | 0.62% | 128,100株 |
SBI証券 | 0.33% | 67,800株 |
松井証券 | 0.33% | 67,800株 |
マネックス証券 | 0.33% | 67,800株 |
楽天証券 | 0.33% | 67,800株 |
岡三証券 | 0.11% | 22,600株 |
東海東京証券 | 0.11% | 22,600株 |
丸三証券 | 0.11% | 22,600株 |
水戸証券 | 0.11% | 22,600株 |
あかつき証券 | 0.04% | 7,500株 |
合計 | 100% | 12,783,200株 |
★ 委託販売による取扱株数(予想)
証券会社 | 委託元 | 取扱株数 |
---|---|---|
CONNECT | 大和 | 79,400株 |
auカブコム証券 | 三菱 | 188,500株 |
岡三オンライン | 岡三 | 1,200株 |
▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)
個人 | 47,626本 |
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抽選 | 5,239本 |
裁量 | 42,387本 |
個人 | 30,154本 |
---|---|
抽選 | 3,317本 |
裁量 | 26,837本 |
個人 | 1,089本 |
---|---|
抽選 | 120本 |
裁量 | 969本 |
個人 | 1,025本 |
---|---|
抽選 | 133本 |
裁量 | 892本 |
個人 | 1,025本 |
---|---|
抽選 | 113本 |
裁量 | 912本 |
個人 | 542本 |
---|---|
抽選 | 271本 |
裁量 | 271本 |
個人 | 678本 |
---|---|
抽選 | 678本 |
裁量 | –本 |
個人 | 678本 |
---|---|
抽選 | 678本 |
裁量 | –本 |
個人 | 678本 |
---|---|
抽選 | 678本 |
裁量 | –本 |
個人 | 181本 |
---|---|
抽選 | 18本 |
裁量 | 163本 |
個人 | 147本 |
---|---|
抽選 | 15本 |
裁量 | 132本 |
個人 | 794本 |
---|---|
抽選 | 794本 |
裁量 | –本 |
個人 | 1,885本 |
---|---|
抽選 | 1,885本 |
裁量 | –本 |
個人 | 12本 |
---|---|
抽選 | 12本 |
裁量 | –本 |
RatingIPOの評価と初値予想
期待度 | 評価点 |
---|---|
5.5 /15点 |
▌注目度・業績評価
スカイマークは2015年の経営破綻で東証1部(当時)を上場廃止となっており、今回は再上場案件となるため、注目度は低い。前期(22.3)は、新型コロナの影響による大きな落ち込みから緩やかに回復し、前期比で事業収益は38.4%増、最終損失は67.3億円で赤字幅縮小(前期は163.4億円の赤字)。今期(23.3)も旅客需要の回復傾向が続いており、事業収益は前期比で79.9%増、最終益は90億円の黒字を見込む。
▌需給・価格評価
市場への供給額は300億円超の超大型案件で、株主は投資ファンドが多数を占めており、需給は緩く、初値上昇は厳しめ。事業収益はコロナ前の水準に回復しつつあり、想定価格が公開価格割れとなれば、セカンダリーで買いのチャンスも。
《IPOの評価指標》
供給額 ?投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 | 成長率 ?直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段は空運業(全市場)における成長率の中央値。 | ROE ?直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段は空運業(全市場)におけるROEの中央値。 | PER ?想定価格を基準にした株価収益率。下段は空運業(グロース)の単純PER(22.10末時点)。 | PBR ?想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段は空運業(グロース)の単純PBR(22.10末時点)。 |
---|---|---|---|---|
367.5 億円 | 38.1 % | -72.0 % | – 倍 | 8.5 倍 |
空運業 | -14.9 % | -28.8 % | - 倍 | - 倍 |
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初値予想と結果
初値予想 (想定価格比) | 1,200円(12/7予想) (+30円 / +2.6%) |
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想定価格 ?正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。 | 1,150円 |
仮条件 ?公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。 | 1,150円 ~ 1,170円 |
公開価格 ?株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。 | 1,170円 |
初値 ?証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。 (公開価格比) | 1,272円 (+102円 / +8.7%) |
過去のIPO実績
▌類似案件のIPO実績
銘柄名 | 騰落率 % | 供給額 億 | 成長率 % | ROE % |
---|---|---|---|---|
日本航空(JAL) | +0.5% | 6632.5 | 214.6% | 45.1% |
スターフライヤー | +77.0% | 7.3 | 7.2% | 31.5% |
▌運輸・公共事業のIPO実績
(陸運・海運・空運、電気・ガス事業など)
運輸・公共 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
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(2022/12/7 現在)
運輸・公共事業の直近IPO
コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
---|---|---|
9522 リニューJ | 2021/12/22 | -7.6 % |
9145 ビーイングホール | 2020/12/15 | +47.9 % |
9143 SGホールディン | 2017/12/13 | +17.3 % |
9519 レノバ | 2017/2/23 | +50.0 % |
9142 九州旅客鉄道 | 2016/10/25 | +19.2 % |
運輸・公共のIPO騰落率分布
▌中大型以上のIPO実績
(中大型以上:供給額50億円以上のIPO)
中大型以上 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
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(2022/12/7 現在)
中大型以上の直近IPO
コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
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2936 ベースフード | 2022/11/15 | +38.8 % |
5834 SBIリーシング | 2022/10/19 | +10.7 % |
6526 ソシオネクスト | 2022/10/12 | +5.1 % |
7388 FPパートナー | 2022/9/22 | +5.8 % |
9229 サンウェルズ | 2022/6/27 | +18.6 % |
中大型以上のIPO騰落率分布