IPO初値予想:坪田ラボ(4890)【6/16更新】

 坪田ラボ(4890)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、坪田ラボのIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

1企業の基本情報

企業概要 

会社名坪田ラボ(4890)
所在地東京都新宿区信濃町34番地トーシン信濃町駅前ビル304
従業員数10人
事業概要近視、ドライアイ、老眼などの治療にかかわる医薬品、医療機器等の研究開発

【企業サイト】

https://tsubota-lab.com/

事業メモ
 近視やドライアイ、老眼の新たな治療法の開発を目指す慶應義塾大学発ベンチャーで、パートナー企業との共同研究開発契約及び実施許諾契約による契約一時金、マイルストーン・ペイメントならびに事業化後のロイヤリティで収益化。コア技術は、バイオレットライト(波長360~400nmの可視光)と近視の予防効果の研究で、現在、3つのパイプラインで近視抑制の医療機器、医薬品の開発を目指す。

財務データ 

▌主要な経営指標等の推移

決算期2017/32018/32019/32020/32021/3
売上高15518991442688
経常益711△7917256
最終益68△803202
純資産2882297330591
総資産491014265301,079

※単位は百万円、単体決算

▌セグメント別の売上内訳(2021.3)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※過去に株式分割や併合が行われている場合には遡及し算定

株主の状況 

株主名持株比率ロックアップ
坪田 一男(社長)61.72%180日
㈱坪田13.33%180日
大高 功7.66% 
山田 進太郎1.87%180日
近藤 眞一郎1.12%180日
(同)マーズ1.04% 
原 裕0.92%180日
㈱ジンズホールディングス0.92%180日
ロート製薬㈱0.92%継続保有
渡邉 敏文0.87%180日
上記以外9.63% 

(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数:24,012.7 千株(2022年5月20日現在)

?

78.221.8
18,770 千株– 千株5,242.7 千株– 千株

※新株予約権による潜在株式(1,380千株)を含む。

2IPOの基本情報

スケジュール 

上場承認日5月20日(金)
抽選申込期間6月8日(水)~6月14日(火)
当選発表日6月15日(水)
購入申込期間6月16日(木)~6月21日(火)
上場日6月23日(木)

※証券会社によってスケジュールが異なることがあります。

SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
52953053161626364
6566676869610611
612613614615616617618
619620621622623624625
6266276286296307172

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

公開株数 

公募株2,500,000 株
内訳(新規発行)2,500,000 株
(自己株式)0 株
売出株1,916,000 株
内訳(買取引受)1,340,000 株
(OA)576,000 株
公開株数4,416,000 株

※OA:オーバーアロットメントによる売出し。

(IPO指標)

時価総額資金調達額オファリングレシオ公募比率
113.1 億円11.3 億円15.365.1

※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

66.818.814.5

※新株予約権による潜在株式(1,380千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
SMBC日興証券(主幹事)92.64%4,091,000株
SBI証券1.70%75,000株
みずほ証券1.70%75,000株
三田証券1.13%50,000株
極東証券1.13%50,000株
楽天証券0.57%25,000株
マネックス証券0.57%25,000株
岡三証券0.57%25,000株
合計100%4,416,000株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
岡三オンライン岡三1,300株

※取扱株数は過去の実績を元に独自に算出。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

7%
個人25,773本
抽選2,835
裁量22,938
40%
個人600本
抽選300
裁量300
10%
個人600本
抽選78
裁量522
100%
個人250本
抽選250
裁量
100%
個人250本
抽選250
裁量
8%
個人200本
抽選20
裁量180
100%
個人13本
抽選13
裁量

※抽選割合は過去の配分実績を元に独自に算出。1単元=1本。

star_half
Rating
IPOの分析と評価
期待度評価点
8.0 /15点

※IPO参加目安:4以上「積極参加2~3「参加1「不参加

▌事業領域の成長性は十分
 近視の人口は急増しており、近視治療市場は20年の1兆909億円から26年には1兆6,280億円に拡大見通しで、事業領域の成長性は十分。前期(22.3)は、マルホとのドライアイ治療薬に係る実施許諾契約やロート製薬との近視進行抑制薬に係る契約一時金などがあり、3Q累計で売上と利益ともに順調に推移。

▌需給面は良好
 市場への供給額は20億円の中小型案件で、株主にVCは入っておらず、価格も低めに設定されているため、需給面は良好。バイオベンチャーのIPOには珍しく既に黒字を確保しているため、買いに安心感。

供給額成長率 %ROE %PERPBR
19.955.734.256.37.0

※想定価格を基準に計算。成長率は「売上高」の前年比。

aaa

初値予想と結果 

初値予想
(公開価格比)
700円(6/16更新)
+230円 / +48.9%
想定価格450円
仮条件450円 ~ 470円
公開価格470円
初値
(公開価格比)
794円
+324円 / +68.9%

▌AIの予測値(6/16更新)

smart_toy860円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+48.9+83.0+35.6+76.9
(公開価格比)(公開価格比)医薬品中小型


過去のIPO実績 

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
レナサイエン+45.7%21.4191.7%-17.8%
ペルセウス+15.5%33.0-68.6%-173.3%
ステラファーマ+54.8%43.40.0%-139.4%
室町ケミカル+73.7%13.0-2.6%13.5%
クリングルファー+48.0%6.3-57.2%-139.8%

▌医薬品関連のIPO実績
(バイオベンチャー企業など)

医薬品勝率平均騰落率
34
(2007年以降)
67.6
(23件 / 34件)
+35.6
(Q2:+19.0 %)

(2022/6/16 現在)

医薬品関連の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
4889 レナサイエン2021/9/24+45.7
4882 ペルセウス2021/6/22+15.5
4888 ステラファーマ2021/4/22+54.8
4885 室町ケミカル2021/2/26+73.7
4884 クリングルファー2020/12/28+48.0

医薬品のIPO騰落率分布


▌中小型のIPO実績
(中小型:供給額10~20億円未満のIPO)

中小型勝率平均騰落率
163
(2016年以降)
91.4
(149件 / 163件)
+76.9
(Q2:+61.4 %)

(2022/6/16 現在)

中小型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5032 ANYCOLOR2022/6/8+214.4
2998 クリアル2022/4/28+72.0
5031 モイ2022/4/27+91.9
9220 エフビー介護2022/4/7+11.5
9219 ギックス2022/3/30+2.8

中小型のIPO騰落率分布


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