M&Aロイヤルアドバイザリー(669A)のIPO情報と初値予想
- 2026/11/5
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M&Aロイヤルアドバイザリー(669A)の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、M&AロイヤルアドバイザリーのIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!
0目次
1企業の基本情報
企業概要
事業内容は、『M&A仲介事業』となっています。
| 会社名 | M&Aロイヤルアドバイザリー(669A) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目8-3丸の内トラストタワー |
| 設立日 | 2021年11月30日 |
| 従業員数 | 215人 |
| 業種 | サービス業 |
【企業サイト】
https://ma-la.co.jp/

沿革

代表取締役社長 橋場 涼
M&A業界でトップクラスの実績と「高い専門性」「熱い情熱」「信頼される人格」のすべてを合わせ持つプロフェッショナルのみが在籍し、良質なご提案と情報提供を約束できる会社を目指して設立に至りました。
財務データ
2025年10月期の事業売上は4,011百万円で、構成比はセグメント別に、M&A仲介100%となっています。
前期(25.10)はM&Aアドバイザーの増員に伴い、幅広い規模の案件について成約に至った一方で、アドバイザーの増員に伴い人件費が増加したことで、前期比で売上は21%増、最終は312百万円で着地しました。
今期(26.10)は前期に増員したM&Aアドバイザーの稼働が本格化したことにより、売上は47%増、最終は625百万円を見込んでいます。1株利益は18.71円、配当は0円予想としています。
また、27年10月期は売上高27.2%増の7,507百万円、最終益は△3.6%の602百万円(EPS18.02円)の予想としています。
▌主要な経営指標等の推移
| 決算期 | -/- | 2022/10 | 2023/10 | 2024/10 | 2025/10 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | – | 234 | 1,257 | 3,320 | 4,011 |
| 経常益 | – | △89 | 215 | 941 | 296 |
| 最終益 | – | △59 | 155 | 677 | 312 |
| 純資産 | – | △24 | 131 | 806 | 1,119 |
| 総資産 | – | 490 | 1,249 | 2,385 | 2,472 |
▌セグメント別の売上内訳(2025.10)
▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移
▌比率分析
企業の『収益力』や『安全性』を上場しているサービス業543社の中央値と比較すると、収益力は自己資本利益率 が27.9%など、かなり高い数値となっています。
また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、固定比率が54%となっており、平均的な状態といえます。
| 貸借対照表 B/S | 損益計算書 P/L |
|---|---|
| 総資産 2,472 百万円 | 売上高 4,011 百万円 |
| ▉流動資産 ▉固定資産 | ▉流動負債 ▉固定負債 ▉純資産 | ▉売上原価 ▉販管費一 ▉営業利益 | ▉売上高 ▉営業損失 |
※カッコ内の数値はサービス業(543社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。
株主の状況
現在の発行済株式総数は41,380千株で、株式保有割合は、経営陣67.5%、その他32.5%となっています。
株式保有は安定株主が占めているため、初値や上場後の株価形成に際し、大きな懸念はありません。また、主要株主にロックアップが厳しめに入っているのは安心材料になります。
| 株主名 | 持株比率 | ロックアップ |
|---|---|---|
| 荒川 有理 | 18.67% | 180日 |
| 橋場 涼(社長) | 11.04% | 180日 |
| MOONLIGHT㈱ | 8.07% | 180日 |
| SUNRISE㈱ | 8.07% | 180日 |
| ㈱SH | 7.25% | 180日 |
| ㈱RH | 7.25% | 180日 |
| 桜井 博一 | 5.75% | 180日 |
| 中川 徹哉 | 4.05% | 180日 |
| 白木 大二朗 | 3.55% | 180日 |
| 小笠原 彰紀 | 3.07% | 180日 |
| 上記以外 | 23.23% |
▌現在の株式総数と株主構成
株式総数 41,380千株(2026年10月29日現在)
| 67.5 % | – % | 32.5 % | – % |
| 27,947.5 千株 | – 千株 | 13,432.1 千株 | – 千株 |
2IPOの基本情報
公開株数
IPOの公募比率は0.6%と低く、売出される株式は、主に経営陣の株式放出によるものです。初値形成にはややネガティブといえます。公募株式は、主に新規発行になります。
上場する株式の時価総額は70.2億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の21.1%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は18.3億円で、IPOとしては中小型の案件になります。
| 公募株 ?資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。 | 50,000 株 | |
|---|---|---|
| 内訳 | (新規発行) ?公募株のうち、上場により新たに発行する株式。 | 50,000 株 |
| (自己株式) ?公募株のうち、自社で保有する自社株式。 | 0 株 | |
| 売出株 ?既存株主が売り出す株式。 | 8,684,000 株 | |
| 内訳 | (買取引受) ?売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。 | 8,684,000 株 |
| (OA) ?売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。 | 0 株 | |
| 公開株 ?新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。 | 8,734,000 株 | |
(IPO指標)
| 時価総額 ?上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。 | 資金調達 ?IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 | OR ?オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。 | 公募比率 ?公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 |
|---|---|---|---|
| 70.2 億円 | 0.1 億円 | 26.1 % | 0.6 % |
▌上場後の株式総数と株主構成
| 49.0 % | – % | 29.9 % | – % | 21.1 % |
幹事証券と抽選本数
今回のIPOでは野村證券が主幹事となっており、割当株数の8%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。
また、幹事証券になる楽天、マネックス、松井も割当株数の大半が個人向け抽選に配分されるため、狙い目になります。
▌幹事証券の引受株式数
| 証券会社 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| 野村證券(主幹事) | -% | -株 |
| SBI証券 | -% | -株 |
| 楽天証券 | -% | -株 |
| マネックス証券 | -% | -株 |
| 松井証券 | -% | -株 |
| 丸三証券 | -% | -株 |
| 東海東京証券 | -% | -株 |
| JTG証券 | -% | -株 |
| 合計 | 100% | -株 |
▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
| 個人 | -本 |
|---|---|
| 抽選 | –本 |
| 裁量 | –本 |
スケジュール
| 上場承認日 | 10月29日(木) |
|---|---|
| 抽選申込期間 | 11月17日(火)~11月20日(金) |
| 当選発表日 | 11月24日(火) |
| 購入申込期間 | 11月25日(水)~11月30日(月) |
| 上場日 | 12月3日(木) |
| SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 118 | 119 | 1110 | 1111 | 1112 | 1113 | 1114 |
| 1115 | 1116 | 1117 | 1118 | 1119 | 1120 | 1121 |
| 1122 | 1123 | 1124 | 1125 | 1126 | 1127 | 1128 |
| 1129 | 1130 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 |
| 126 | 127 | 128 | 129 | 1210 | 1211 | 1212 |
( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )
RatingIPOの評価と初値予想
▌注目度・業績評価
M&A事業に新規性はないものの、後継者不足を背景に拡大する中小企業の事業承継・M&A市場を事業基盤としており、注目度はまずまずです。人員増によりここ数年で事業拡大は順調に進んでおり、収益力も高いことから、業績見通しは比較的明るいです。ただ、競合他社との人材獲得競争や、M&A市況による業績変動には注意が必要です。
▌需給・価格評価
IPOとしては中小型案件で、株主には安定株主しかおらず、想定価格もかかなり低めのため、初値上昇が一定程度期待できます。一方で、募集株式の大半が経営陣等の売出しになるのはマイナス材料です。来期(27.10)の利益予想に基づくPERは11.6倍と業種平均19.6倍(サービス・グロース)と比較して割安な水準です。
▌IPO抽選へのスタンス
今回のIPOは一定程度の初値上昇が期待できるため、IPO抽選には当選を狙って『参加』したいところです。
| 期待度 | 評価点 |
|---|---|
| 8.0 /15点 |
《IPOの評価指標》
| 供給額 ?投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 | 成長率 ?直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段はサービス業(全市場)における成長率の中央値。 | ROE ?直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段はサービス業(全市場)におけるROEの中央値。 | PER ?想定価格を基準にした株価収益率。下段はサービス業(グロース)の単純PER(26.10末時点)。 | PBR ?想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段はサービス業(グロース)の単純PBR(26.10末時点)。 |
|---|---|---|---|---|
| 18.3 億円 | 20.8 % | 27.9 % | 22.6 倍 | 6.3 倍 |
| サービス業 | 8.0 % | 9.6 % | 19.6 倍 | 2.1 倍 |
|---|
初値予想と結果
上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格210円から+140円(+66.7%)高い350円と予想します。なお、AI予測値は724円となっており、これより低いかなり弱気の予想としています。
| 初値予想 (想定価格比) | 350円(11/5予想) (+140円 / +66.7%) |
|---|---|
| 想定価格 ?正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。 | 210円 |
| 仮条件 ?公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。 | -円 ~ -円 |
| 公開価格 ?株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。 | -円 |
| 初値 ?証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。 (公開価格比) | -円 (-円 / -%) |
過去のIPO
最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では24年6月に上場したインテグループ(192A)の初値騰落率は+50.0%でした。
今回のIPOと同じコンサルティング関連に分類されるIPOは2007年以降56件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は92.9%、初値騰落率の平均は+76.0%(中央値+51.5%)となっています。
また、今回と同じ中小型のIPOは2017年以降223件で、勝率は89.2%、初値騰落率の平均は+68.9%(中央値+51.9%)となっています。
▌類似案件のIPO実績
| 銘柄名 | 騰落率 % | 供給額 億 | 成長率 % | ROE % |
|---|---|---|---|---|
| インテグループ | +50.0% | 23.3 | 96.3% | 24.8% |
| ジャパンMA | +67.9% | 5.5 | 26.9% | 17.1% |
| オンデック | +190.3% | 8.0 | 89.5% | 16.9% |
▌コンサルティングのIPO実績
(経営支援・組織開発、M&Aアドバイザリー)
| コンサル | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/11/5 現在)
コンサルティングの直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 624A かがやきHD | 2026/9/18 | +67.5 % |
| 480A リブコンサル | 2025/12/25 | +40.0 % |
| 476A 辻・本郷IT | 2025/12/19 | +61.1 % |
| 446A ノースサンド | 2025/11/21 | +7.1 % |
| 296A 令和AH | 2024/12/23 | +44.7 % |
コンサルのIPO騰落率分布
▌中小型のIPO実績
(中小型:供給額10~20億円未満のIPO)
| 中小型 | 勝率 | 平均騰落率 | |||
|
|
|
(2026/11/5 現在)
中小型の直近IPO
| コード/銘柄 | 上場日 | 初値騰落率 |
|---|---|---|
| 634A レイヤード | 2026/9/25 | +59.3 % |
| 627A アキッパ | 2026/9/18 | +118.2 % |
| 622A テクノクラフト | 2026/9/18 | -4.6 % |
| 621A オーディオS | 2026/9/16 | +46.6 % |
| 607A エブリー | 2026/8/4 | +27.8 % |
中小型のIPO騰落率分布
(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報)