IPO初値予想:日本ビジネスシステムズ(5036)【7/26更新】

 日本ビジネスシステムズ(5036)の東証スタンダードへの新規上場が承認されました。ここでは、日本ビジネスシステムズのIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

1企業の基本情報

企業概要 

会社名日本ビジネスシステムズ(5036)
所在地東京都港区虎ノ門一丁目23番1号虎ノ門ヒルズ森タワー
従業員数2328人
事業概要マイクロソフト製品を中心とした、DX計画策定からクラウドによる効果創出までの一貫したITサービスの提供

【企業サイト】

https://www.jbs.co.jp/

事業メモ
 主に、マイクロソフト社のクラウド製品及び周辺クラウドサービスの導入支援をすすめるクラウドインテグレーション事業、クラウド利活用における保守・運用・改善を行うクラウドサービス事業、クラウドソリューションとライセンス・関連機器をリセールするライセンス&プロダクツ事業の3つの事業を展開する。

沿革 

代表取締役社長 牧田 幸弘

 JBSは、マイクロソフトを中心とした数多くのパートナー企業とのコラボレーションを通じて、大手エンタープライズ向けを中心に多彩なクラウドソリューションを提供するITソリューションプロバイダーとして 1990年に創業しました。

1990年10月
東京都港区芝に日本ビジネスシステムズ㈱設立(資本金1,000万円)
1997年9月
米国現地法人としてJAPAN BUSINESS SYSTEMS TECHNOLOGY設立
2000年6月
東京都港区芝公園に本社移転
2004年6月
JBSテクノロジー㈱設立
2005年5月
ISO/IEC27001(旧BS7799)(情報セキュリティマネジメントシステム)認証取得
2006年4月
ネットワンシステムズ㈱がJBSテクノロジー㈱に資本参加
2007年12月
マイクロソフト ジャパン パートナー・オブ・ザ・イヤー2007 初受賞以降、2008年、2010年、及び2013年~2021年まで9年連続受賞
2009年4月
㈱アイヴィスソリューションズと資本・業務提携
2009年6月
㈱アイヴィスソリューションズからJBSソリューションズ㈱に社名変更
2009年10月
JBSソリューションズ㈱を100%子会社化
2011年5月
HPパートナーAward 2010 受賞
2012年2月
IBMエクセレントパートナーアワード 受賞
2012年4月
大阪府大阪市淀川区に西日本事業所を開設
2012年7月
愛知県名古屋市西区に中部事業所(2021年3月中村区に移転)を開設
2012年10月
シンガポールに現地法人を設立
2012年11月
中国(上海)に現地法人を設立
2013年8月
ドットコムサービス㈱を100%子会社化
2013年9月
持株会社として㈱JBSを設立
2014年2月
㈱三菱総合研究所、三菱総研DCS㈱と資本業務提携
2014年6月
メキシコに現地法人を設立
2014年8月
東京都港区虎ノ門に本社移転
2015年8月
JBSテクノロジー㈱を100%子会社化
2015年10月
持株会社である㈱JBSを吸収合併 JBSテクノロジー㈱がドットコムサービス㈱を吸収合併
2016年5月
沖縄県那覇市に沖縄事業所を開設
2016年6月
プライバシーマーク取得
2016年7月
福岡県北九州市八幡東区に九州事業所を開設
2016年10月
JBSトレーニングセンター開設
2017年2月
香港に現地法人を設立
2017年12月
㈱ヴァンテルシステム100%子会社化
2018年6月
2018 Microsoft Country Partner of the Year 受賞
2019年4月
子会社であるJBSテクノロジー㈱、㈱ヴァンテルシステム、JBSソリューションズ㈱を吸収合併
2020年8月
Dell Technologies Japan EXCEPTIONAL Partner 受賞
2021年6月
HPE Japan Rising Star of the Year 受賞

財務データ 

▌主要な経営指標等の推移

決算期2017/92018/92019/92020/92021/9
売上高357438603682750
経常益1515251824
最終益6926816
純資産5160108119133
総資産154222300302295

※単位は億円、単体決算

▌セグメント別の売上内訳(2021.9)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※過去に株式分割や併合が行われている場合には遡及し算定

株主の状況 

株主名持株比率ロックアップ
㈱ロマネ40.23%180日
㈱三菱総合研究所14.69%180日
牧田 幸弘(社長)8.65%180日
長井 一浩8.19% 
日本ビジネスシステムズ社員持株会4.92%180日
三菱総研DCS㈱4.59%180日
(有)セブンレイヤーズ1.59%180日
牧田 和也1.50%180日
森屋 正樹0.70%180日
小澤 正彦0.54%180日
上記以外14.40% 

(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数:21,379.5 千株(2022年6月28日現在)

?

49.314.736.0
10,550 千株3,141 千株7,688.5 千株– 千株

※新株予約権による潜在株式(-2,803.7千株)を含む。

2IPOの基本情報

スケジュール 

上場承認日6月28日(火)
抽選申込期間7月15日(金)~7月22日(金)
当選発表日7月25日(月)
購入申込期間7月26日(火)~7月29日(金)
上場日8月2日(火)

※証券会社によってスケジュールが異なることがあります。

SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
73747576777879
710711712713714715716
717718719720721722723
724725726727728729730
731818283848586

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

公開株数 

公募株2,438,000 株
内訳(新規発行)0 株
(自己株式)2,438,000 株
売出株365,700 株
内訳(買取引受)0 株
(OA)365,700 株
公開株数2,803,700 株

※OA:オーバーアロットメントによる売出し。

(IPO指標)

時価総額資金調達額オファリングレシオ公募比率
343.4 億円34.6 億円10.1100

※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

49.314.736.011.4

※新株予約権による潜在株式(-2,803.7千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
三菱UFJMS証券(主幹事)58.28%1,634,000株
みずほ証券27.82%780,100株
野村證券2.61%73,100株
SMBC日興証券2.61%73,100株
東海東京証券2.61%73,100株
SBI証券2.61%73,100株
岡三証券0.87%24,300株
岩井コスモ証券0.87%24,300株
東洋証券0.87%24,300株
むさし証券0.87%24,300株
合計100%2,803,700株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
auカブコム証券三菱81,700株
岡三オンライン岡三1,300株
※取扱株数は過去実績を元に推定。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

4%
個人6,536本
抽選719
裁量5,817
10%
個人6,241本
抽選811
裁量5,430
9%
個人585本
抽選64
裁量521
9%
個人621本
抽選68
裁量553
7%
個人475本
抽選48
裁量427
40%
個人585本
抽選292
裁量293
8%
個人194本
抽選19
裁量175
10%
個人243本
抽選24
裁量219
100%
個人817本
抽選817
裁量
100%
個人13本
抽選13
裁量
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

star_half
Rating
IPOの評価と初値予想

期待度評価点
 8.0 /15点

※IPO参加目安:4以上「積極参加2~3「参加1「不参加

▌業績拡大は緩やか
 システム開発関連のIPOは比較的人気が集まりやすく、「クラウド」「DX]といったテーマ性もあるため、注目度はまずまず。前期(21.9)は、半導体不足の影響で物販が苦戦も、マイクロソフトライセンスの販売が好調で、前期比で売上は9.8%増、最終益は87.1%増で着地。今期(22.9)も大手エンタープライズを中心とした取引拡大などもあり、2Q累計で売上は前期並み、最終益は増加傾向。

▌配当に期待
 市場への供給額は40億円の中型案件で、株主には安定株主しかいないものの、需給はやや緩め。配当性向30%を掲げているため、安定的な配当が期待できる(前期は1株当たり20円)。

供給額成長率 %ROE %PERPBR
39.810.012.022.02.1
情報・通信7.011.116.41.6
( 対象市場 )( 全市場 )( 全市場 )( スタンダード )( スタンダード )

※下段は上場企業の業種別の数値(成長率とROEは中央値)。

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初値予想と結果 

初値予想
(想定価格比)
1,800円(7/26予想)
+280円 / +18.4%
想定価格正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。1,420円
仮条件公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。1,420円 ~ 1,520円
公開価格株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。1,520円
初値 証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。
(公開価格比)
1,827円
+307円 / +20.2%

▌AIの予測値(7/26更新)

smart_toy2,823円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+18.4+85.7+138.7+35.1
(公開価格比)(公開価格比)シス開発中型


過去のIPO実績 

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
サークレイス+222.2%6.13.2%-140.0%
BeeX+134.4%6.142.9%33.7%
ボードルア+37.5%29.816.5%32.6%
ラキール+77.1%18.8-5.9%12.4%
Sharing Innovati+63.2%28.338.8%18.3%

▌システム開発のIPO実績
(システムの受託開発や役務提供など)

シス開発勝率平均騰落率
89
(2007年以降)
93.3
(83件 / 89件)
+138.7
(Q2:+126.3 %)

(2022/7/26 現在)

システム開発の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5033 ヌーラボ2022/6/28-4.5
5029 サークレイス2022/4/12+222.2
4270 BeeX2022/2/24+134.4
4260 Hybrid2021/12/23+46.0
4419 Finatext2021/12/22-23.3

シス開発のIPO騰落率分布


▌中型のIPO実績
(中型:供給額20~50億円未満のIPO)

中型勝率平均騰落率
112
(2016年以降)
77.7
(87件 / 112件)
+35.1
(Q2:+20.3 %)

(2022/7/26 現在)

中型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
9556 INTLOOP2022/7/8-10.0
9553 マイクロアド2022/6/29-8.5
5033 ヌーラボ2022/6/28-4.5
9552 M&A総研2022/6/28+88.7
7794 イーディーピー2022/6/27+64.0

中型のIPO騰落率分布


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