Skyfall [スカイフォール](625A)のIPO情報と初値予想

 Skyfall [スカイフォール](625A)東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、Skyfall [スカイフォール]のIPOに関する基本情報から投資分析AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します!!

0目次

  1. 企業の基本情報
    1. 企業概要(事業解説)
    2. 沿革(代表者)
    3. 財務データ(業績、売上内訳、比率分析)
    4. 株主の状況(現在の株式総数と株主構成)
  2. IPOの基本情報
    1. 公開株数(上場後の株式総数と株主構成)
    2. 幹事証券と抽選本数(引受株式、抽選割合)
    3. スケジュール
  3. IPOの評価と初値予想
    1. IPO所感(評価、抽選スタンス)
    2. 初値予想と結果(条件、初値予想、AI予測)
    3. 過去のIPO(類似案件、分類・規模別実績)

1企業の基本情報

企業概要 

 事業内容は、『ユーザーが特定のアクションを達成した時点で初めて広告費が発生する『ロング CPE リワード広告』を軸とする、リワードマーケティングプラットフォーム『SKYFLAG』を主力サービスとして展開 』となっています。

会社名Skyfall [スカイフォール](625A)
所在地東京都港区赤坂九丁目7番1号ミッドタウン・タワー19
設立日2017年10月26日
従業員数172人
業種サービス業

【企業サイト】
Skyfall [スカイフォール]公式サイト
https://skyfall.co.jp/

事業解説
 中心サービス「SKYFLAG」は、ユーザーが広告視聴やサービス利用、アンケート回答などの成果に応じて報酬を得られる仕組みを活用し、企業のマネタイズ、プロモーション、リサーチ(市場調査)等を支援します。ユーザー体験の向上と企業の収益・利用率向上を両立する点が特徴です。他にも、「ポーカーチェイス」「ポケットプレイ」などのアプリ事業や、飲食店向けセルフオーダーシステム「SKYORDER」などにも事業領域を広げています。

沿革 

Skyfall [スカイフォール]のトップメッセージ

代表取締役社長 長谷川 智一

 インターネット広告業界にて広告不正が蔓延していた2019年に、本質的なプロモーションを実現させたいという想いでリリースしたSKYFLAGは、国内で“ロングCPEリワード広告“という新たな市場を確立することが出来ました。

(引用:Skyfall [スカイフォール]HP
2017年10月
東京都目黒区目黒に㈱UKエージェンシー(現 ㈱Skyfall)を設立
2018年9月
本社を東京都港区北青山に移転
2019年1月
自社広告プロダクト開発に注力するにあたり、商号を㈱Skyfallに変更
2019年8月
本社を東京都渋谷区神宮前に移転
2019年9月
リワードを活用した広告プロダクト「SKYFLAG」をリリース
2020年7月
本社を東京都渋谷区桜丘に移転
2020年9月
子会社となる㈱Skyfall Digital Entertainment(2020年11月に商号を㈱C-betに変更)を設立
2021年2月
and factory㈱との資本業務提携契約を締結(※1)
2021年8月
子会社の㈱C-betにてゲームサービス「ポーカーチェイス」の配信開始
2021年10月
本社を東京都渋谷区恵比寿に移転
2023年4月
連結子会社の㈱C-betを吸収合併
2023年9月
本社を東京都港区赤坂に移転
2023年9月
㈱Amaziaとの資本業務提携契約を締結(※2)
2024年2月
新潟県新潟市中央区にカスタマーサポートの拠点として「新潟オフィス」を新設
2024年4月
マーケティングリサーチ領域への事業拡大を目的として、DataLab㈱を吸収合併し、リサーチサービス「SKYFLAGリサーチ」を開始
2024年6月
ポイントアプリ「ポケットプレイ」をリリース
2024年8月
㈱セガ エックスディーとの業務提携を締結(※3)
2025年3月
セルフ型店内モバイルオーダーシステム「SKYORDER」をリリース
2025年6月
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証(ISO/IEC 27001)を取得
2025年7月
「SKYFLAG」において、「リワードマーケティングプラットフォーム」へコンセプト変更
2025年8月
韓国における「SKYFLAG」の事業展開を推進するため、大韓民国ソウル特別市に「Skyfall Korea Inc.」を設立

財務データ 

 2025年9月期の事業売上は16,216百万円で、構成比はセグメント別に、プラットフォーム96.4%その他3.6%となっています。

 前期(25.9)は「SKYFLAG」における複数の新規メディアへの導入及び既存メディアの利用拡大により、前期比で売上は26%増最終は447百万円で着地しました。

 今期(26.9)はGW期間中の各種大型施策が好調に推移したことに加え、国内広告主における金融領域の拡大や海外広告主との取引拡大が収益の向上に寄与し、売上は14%増最終は807百万円を見込んでいます。1株利益は110.49円配当は0円予想としています。

▌主要な経営指標等の推移

決算期2021/92022/92023/92024/92025/9
売上高4,0596,9138,16212,87116,216
経常益3661,062496266554
最終益240726326△117447
純資産5191,2451,5231,4061,853
総資産1,7222,9533,9584,9785,302
※単位は百万円、単体決算

▌セグメント別の売上内訳(2025.9)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※株式分割/併合がある場合は遡及し算定。

▌比率分析

 企業の『収益力』や『安全性』を上場しているサービス業543社の中央値と比較すると、収益力は自己資本利益率 が24.1%など、かなり高い数値となっています。

 また、安全性の観点から資産負債構成を見ると、固定比率が40%となっており、平均的な状態といえます。

貸借対照表 B/S損益計算書 P/L
総資産 5,302 百万円売上高 16,216 百万円

流動資産
固定資産
流動負債
固定負債
純資産
売上原価
販管費
営業利益
売上高
営業損失
収益性指標
売上高営業利益率 = 3.2(μ:6.6 Me:6.3
総資本営業利益率 = 9.7(μ:6.1 Me:6.4
自己資本利益率 = 24.1(μ:2.9 Me:9.6
安全性指標
流動比率「流動資産 ÷ 流動負債」で計算され、企業の短期的な財務安全性(支払い能力)を測定する指標。 = 132.3(μ:269.6 Me:201
固定比率「固定資産 ÷ 純資産」で計算され、長期間に活用される固定資産がどれだけ純資産で調達されているかを測定する指標。一般的には100%以下が目安とされる。 = 40(μ:104.6 Me:62.6
自己資本比率「自己資本 ÷ 総資本」で計算され、企業の中長期的な財務安全性を測定する指標。100%は無借金経営。 = 34.9(μ:52.4 Me:51.7
成長性指標
売上高成長率 = 26(μ:11.2 Me:8

※カッコ内の数値はサービス業(543社)の平均値(μ)及び中央値(Me)です。

株主の状況 

 現在の発行済株式総数は6,899千株で、株式保有割合は、経営陣83.4%その他16.6%となっています。

 株式保有は安定株主が占めているため、初値や上場後の株価形成に際し、大きな懸念はありません。また、主要株主にロックアップが厳しめに入っているのは安心材料になります。

株主名持株比率ロックアップ
長谷川 智一(社長)54.35%180日
田谷野 貴正18.12%180日
㈱L.V.R10.87%180日
and factory㈱5.27%180日
㈱Amazia1.36%180日
従業員0.83%継続保有
従業員0.83%継続保有
従業員0.83%継続保有
従業員0.83%継続保有
従業員0.81%継続保有
上記以外5.90%
(LPS:投資事業有限責任組合)

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数 6,899千株(2026年8月17日現在)

?

83.416.6
5,755 千株– 千株1,144.5 千株– 千株
※新株予約権による潜在株式(692千株)を含む。

2IPOの基本情報

公開株数 

 IPOの公募比率は47.7%で、公募株式は、主に新規発行になります。初値形成にはニュートラルです。売出し分は、主に経営陣の株式放出によるものです。

 上場する株式の時価総額は109.6億円で、今回募集する株式は上場時発行済株式の28.8%分に相当します。募集株式に対する投資家の資金供給額は39.7億円で、IPOとしては中型の案件になります。

公募株資金調達などを目的に企業が新たに投資家を募集する株式。1,100,000 株
内訳(新規発行) 公募株のうち、上場により新たに発行する株式。1,100,000 株
(自己株式) 公募株のうち、自社で保有する自社株式。0 株
売出株既存株主が売り出す株式。1,549,300 株
内訳(買取引受) 売出株のうち、証券会社が株主から買い取って投資家に販売する分。1,203,800 株
(OA) 売出株のうち、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売する分。公募・売出し数量の15%が上限。345,500 株
公開株新たに証券取引所に上場される企業の株式。OA分の株式を含む上場される株式の上限。2,649,300 株

(IPO指標)

  時価総額 上場時の想定時価総額。上場時の発行済み株式数と想定価格から算出。  資金調達 IPOにより企業が新たに調達する資金額。公募株数と想定価格から算出。資金調達額が大きいほど事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。 OR オファリング・レシオ(OR)。発行済み株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す指標。一般的にORが低いほど株式の「レア度」が高まり、初値が高くなりやすい。20~30%が平均値。  公募比率 公募・売出し総株数に占める公募株の割合(OR分除く)。公募比率が高いほどIPOが事業拡大にプラスに働くため、IPOの評価は高くなる。
109.6 億円16.5 億円31.547.7
※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

59.811.428.8
※新株予約権による潜在株式(692千株)を含む。

幹事証券と抽選本数 

 今回のIPOではSBI証券が主幹事となっており、割当株数の36%程度が個人向け抽選に配分されると予想されます。

 また、幹事証券になる楽天マネックス松井も割当株数の大半が個人向け抽選に配分されるため、狙い目になります。

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
SBI証券(主幹事)-%-株
大和証券-%-株
SMBC日興証券-%-株
みずほ証券-%-株
楽天証券-%-株
マネックス証券-%-株
岡三証券-%-株
極東証券-%-株
松井証券-%-株
合計100%-株

委託販売による取扱株数(予想)

証券会社委託元取扱株数
SBIネオトレード証券SBI-株
CONNECT大和-株
※取扱株数は過去実績を元に推定。

▌IPOの抽選割合と当選本数(予測)

36%
個人-本
抽選
裁量
18%
個人-本
抽選
裁量
13%
個人-本
抽選
裁量
11%
個人-本
抽選
裁量
90%
個人-本
抽選
裁量
90%
個人-本
抽選
裁量
89%
個人-本
抽選
裁量
90%
個人-本
抽選
裁量
100%
個人-本
抽選
裁量
100%
個人-本
抽選
裁量
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

スケジュール 

上場承認日8月17日(月)
抽選申込期間9月2日(水)~9月8日(火)
当選発表日9月9日(水)
購入申込期間9月10日(木)~9月15日(火)
上場日9月17日(木)
※証券会社によってスケジュールは異なります。
SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
823824825826827828829
8308319192939495
96979899910911912
913914915916917918919
920921922923924925926

( 抽選申込 当選発表 購入申込 上場日 )

star_half
Rating
IPOの評価と初値予想

▌注目度・業績評価

 広告・プロモーション関連のIPOは比較的人気が集まりやすく、アプリ内広告市場の規模も急激に拡大しており、注目度は高めです。ここ数年は安定的に売上を拡大しており、利益も確保していることから、成長企業としての期待度は高いといえます。

▌需給・価格評価

 IPOとしては中型案件で、株主の大半は安定株主であり、ロックアップもかなり厳しめのため、需給に不安はありません。今期の利益予想に基づくPERは13.6倍と業種平均19.7倍(サービス・グロース)と比較して割安な水準です。

▌IPO抽選へのスタンス

 今回のIPOは初値が公開価格を上回る可能性が高いため、IPO抽選には当選を狙って『参加』したいところです。

期待度評価点
 8.0 /15点
4以上 積極参加 2~3 参加 1 不参加

《IPOの評価指標》

 供給額 投資家がIPOで吸収する金額。公開株数(公募+売出)と想定価格から算出。小さいほど初値は上昇しやすい。 成長率 直近の売上高成長率(売上高の前年比)。下段はサービス業(全市場)における成長率の中央値。 ROE 直近の自己資本利益率(=最終益/純資産)。下段はサービス業(全市場)におけるROEの中央値。 PER 想定価格を基準にした株価収益率。下段はサービス業(グロース)の単純PER(26.4末時点)。 PBR 想定価格を基準にした株価純資産倍率。純資産はIPOによる増資分を含む。下段はサービス業(グロース)の単純PBR(26.4末時点)。
39.7 億円26.024.124.53.3
サービス業8.09.619.72.1
※実績値で計算、下段は業種別の数値(成長率とROEは中央値)。
aaa

初値予想と結果 

 上記のIPO評価を踏まえた上で、初値は想定価格1,500円から+400円(+26.7%)高い1,900円と予想します。なお、AI予測値は2,192円となっており、これより低い弱気の予想としています。

初値予想
(想定価格比)
1,900円(8/17予想)
+400円 / +26.7%
想定価格正式には想定発行価格。企業の成長戦略や業績、類似企業の株価などを参考に、発行企業と主幹事証券によって設定される。公開価格を決定していくプロセスの目安となる。1,500円
仮条件公開価格がブックビルディング方式で決められる際、引受証券会社があらかじめ提示する価格帯。機関投資家や他の幹事証券会社等のヒアリング結果を勘案し、主幹事証券と発行企業によって決定される。-円 ~ -円
公開価格株式を新規に公開した際の公募・売り出し価格。-円
初値 証券取引所に上場後、最初に取引が成立した値段。
(公開価格比)
-円
(-円 / -%)

▌AIの予測値(8/17計算)

AI予測2,192円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+26.7+46.1+95.4+33.3
(想定価格比)(想定価格比)マーケティ中型

過去のIPO 

 最後に過去の類似IPOの状況ですが、直近では25年3月に上場したメディックス(331A)の初値騰落率は-5.0%でした。

 今回のIPOと同じマーケティング関連に分類されるIPOは2007年以降67件で、初値が公開価格を上回った割合(勝率)は80.6%、初値騰落率の平均は+95.4%(中央値+82.2%)となっています。

 また、今回と同じ中型のIPOは2017年以降182件で、勝率は75.8%、初値騰落率の平均は+33.3%(中央値+19.5%)となっています。

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額成長率 %ROE %
メディックス-5.0%22.7-2.2%22.7%
ファベル+19.0%12.09.4%13.4%
アスマーク-6.5%13.516.0%23.0%
ブリーチ+19.6%89.179.3%35.3%
AViC+24.1%12.690.8%23.0%

▌マーケティングのIPO実績
(広告やプロモーションなどマーケティング)

マーケティ勝率平均騰落率
67
(2007年以降)
80.6
(54件 / 67件)
+95.4
(Me:+82.2 %)

(2026/8/17 現在)

マーケティングの直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
331A メディックス2025/3/19-5.0
303A visumo2024/12/26+34.5
220A ファベル2024/7/31+19.0
195A ライスカレー2024/6/19+9.9
156A マテリアルG2024/3/29-8.1

マーケティのIPO騰落率分布

▌中型のIPO実績
(中型:供給額20~50億円未満のIPO)

中型勝率平均騰落率
182
(2017年以降)
75.8
(138件 / 182件)
+33.3
(Me:+19.5 %)

(2026/8/17 現在)

中型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
604A ビーエイブル2026/7/29+45.1
558A SQUEEZE2026/4/22+8.7
556A 犬猫生活2026/4/23+12.5
542A ビタブリッドJ2026/4/2-5.0
520A ジェイファーマ2026/3/25-8.1

中型のIPO騰落率分布

(データ引用:日本証券取引所 新規上場会社情報















アーカイブ
ページ上部へ戻る