IPO初値予想：HOUSEI（5035）【7/19更新】

　HOUSEI（5035）の東証グロースへの新規上場が承認されました。ここでは、HOUSEIのIPOに関する基本情報から投資分析、AIによる初値予測など、詳細なデータをどこよりも早く公開します！！

1企業の基本情報

企業概要　

会社名HOUSEI（5035）
所在地東京都新宿区津久戸町1番8号神楽坂ＡＫビル9階
従業員数326人
事業概要情報システム開発・運用・保守事業、および自社開発の情報システム・ソフトウエア・クラウドサービスを提供する事業、並びに中国の消費者向けに日本製品を販売し、そのためのクラウドサービスを提供する事業

【企業サイト】

https://www.housei-inc.com/

事業メモ
　主に紙媒体のメディア事業者向けに、紙面構成を決める組版システムや紙面管理システムのほか、制作や広告、営業等の管理システムの受託開発や保守を行う。また、自社開発の顔認証システムやクラウド型CRMシステムのほか、テレビ会議システム、中国語フォント等の販売も手掛ける。

沿革　

代表取締役社長 管 祥紅

　当社は、代表取締役社長の管祥紅が、商業印刷システムや新聞・出版社向けトータルシステムを手掛ける中華人民共和国(中国)・北京北大方正集団公司の日本マーケット開拓を目的に、1996年に設立しました。

1996年3月
東京都品川区西五反田に、ウィンドウズOS上で使用できるDTPソフトウエアの販売及び同ソフトをカスタマイズして新聞社等に業務システムとして販売することを目的として方正㈱を設立。
1999年4月
中国北京市海淀区に当社向けの研究開発拠点として北京研究開発センターを設立。
2000年4月
中国湖北省武漢市に、華中科技大学の協力を得て、当社向けの研究開発拠点として武漢研究開発センターを設立。
2000年11月
北京研究開発センターを法人化し、北京方正国際軟件系統有限公司を設立(2009年８月北大方正に譲渡)。
2004年5月
関西エリア事業拡大のため、大阪市淀川区に大阪事務所を新設。
2004年8月
武漢研究開発センターを法人化し、武漢方正国際軟件系統有限公司(現 方正璞華軟件(武漢)有限公司)を設立。本社を東京都品川区西五反田から東京都品川区大井に移転。
2005年5月
新聞業界向けシステム開発を専業とする㈱シスインを株式交換により100％子会社化。
2009年1月
㈱シスインを吸収合併。
2009年7月
中国江蘇省無錫市に、方正国際軟件(江蘇)有限公司を設立。
2010年9月
プライバシーマーク認証取得。
2011年1月
モデリスタ㈱よりプリントマネジメント事業を譲り受け。
2014年7月
本社を東京都品川区大井から東京都文京区後楽に移転。
2014年8月
当社社長の管祥紅がMBO(マネジメント・バイ・アウト)を行い、当社は北大方正より分離独立。
2017年4月
越境EC事業開始。
2017年10月
中国湖北省武漢市に、方正株式(武漢)科技開発有限公司(現 連結子会社)を設立。
2017年12月
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証(ISO/IEC27001)取得(本社)
2018年1月
方正株式(武漢)科技開発有限公司が方正璞華軟件(武漢)股?有限公司(現 方正璞華軟件(武漢)有限公司)及び蘇州方正璞華信息技術有限公司より当社向け開発事業を譲り受け。往来技術㈱よりシステム開発支援事業を譲り受け。
2018年2月
EPSホールディングス㈱に第三者割当増資を実施。
2018年6月
越境EC事業を推進するため、24ABC㈱(現 連結子会社)を設立。
2019年6月
シードシステム㈱より技術者人材派遣事業を譲り受け。
2020年9月
本社を東京都文京区後楽から東京都新宿区津久戸町に移転。
2021年1月
中国オフショア開発体制を強化するため、㈱インテックより英特克信息技術(武漢)有限公司の持分100％を譲り受け。その後、方株泰克(武漢)信息技術有限公司に社名変更。
2021年3月
方正国際軟件(江蘇)有限公司を清算。
2021年8月
ＨＯＵＳＥＩ㈱に社名変更。
2022年2月
メディカル・データ・ビジョン㈱と資本業務提携。
2022年6月
方正株式(武漢)科技開発有限公司が方株泰克(武漢)信息技術有限公司を吸収合併。

財務データ　

▌主要な経営指標等の推移

決算期2017/122018/122019/122020/122021/12
売上高2,6032,7993,0133,4004,102
経常益193164203270285
最終益1726624220271
純資産8981,6881,7121,9422,354
総資産1,8872,5143,0073,3893,923

※単位は百万円、20.12から連結決算

▌サービス別の売上内訳（2021.12)

▌BPS(1株純資産) / EPS(1株利益)の推移

※過去に株式分割や併合が行われている場合には遡及し算定

株主の状況　

株主名持株比率ﾛｯｸｱｯﾌﾟ
佰瑞祥鴻(香港)有限公司38.28%180日
KSK合同会社37.76%180日
EPSﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ㈱14.68%180日
ﾒﾃﾞｨｶﾙ･ﾃﾞｰﾀ･ﾋﾞｼﾞｮﾝ㈱3.06%180日
篠崎 弘美1.94%　
石 自力0.50%　
芦野 雄一0.23%　
胡 奎0.16%　
古市 健0.12%　
羽入 友則0.11%　
上記以外3.16% 

（LPS：投資事業有限責任組合）

▌現在の株式総数と株主構成

株式総数：6,131.9 千株（2022年6月24日現在）

?

77.3 ％– ％22.7 ％– ％
4,740.9 千株– 千株1,391 千株– 千株

※新株予約権による潜在株式(227.9千株)を含む。

2IPOの基本情報

スケジュール　

上場承認日6月24日(金)
抽選申込期間7月11日(月)～7月15日(金)
当選発表日7月19日(火)
購入申込期間7月20日(水)～7月25日(月)
上場日7月28日(木)

※証券会社によってスケジュールが異なることがあります。

SUNMONTUEWEDTHUFRISAT
73747576777879
710711712713714715716
717718719720721722723
724725726727728729730
731818283848586

( 抽選申込　当選発表　購入申込　上場日 )

公開株数　

公募株850,000 株
内訳(新規発行)850,000 株
（自己株式）0 株
売出株1,234,900 株
内訳(買取引受)963,000 株
（ＯＡ）271,900 株
公開株数2,084,900 株

※ＯＡ：オーバーアロットメントによる売出し。

（IPO指標）

時価総額資金調達額ｵﾌｧﾘﾝｸﾞﾚｼｵ公募比率
28.4 億円3.6 億円26.8 ％46.9 ％

※時価総額と資金調達額は「想定価格」より算出。

▌上場後の株式総数と株主構成

???

55.7 ％– ％18.3 ％– ％26.0 ％

※新株予約権による潜在株式(227.9千株)を含む。

幹事証券と抽選本数　

▌幹事証券の引受株式数

証券会社割当率割当株数
みずほ証券(主幹事)88.71％1,849,500株
SBI証券8.70％181,300株
楽天証券0.87％18,100株
あかつき証券0.43％9,000株
いちよし証券0.43％9,000株
松井証券0.43％9,000株
マネックス証券0.43％9,000株
合計100%2,084,900株

▌IPOの抽選割合と当選本数（予測）

8%
個人12,947本
抽選1,424本
裁量11,523本
40%
個人1,450本
抽選725本
裁量725本
100%
個人181本
抽選181本
裁量–本
100%
個人90本
抽選90本
裁量–本
100%
個人90本
抽選90本
裁量–本
※抽選割合は過去実績を元に推定。1本=1単元。

star_half
RatingIPOの評価と初値予想

期待度評価点
 8.0 /15点

※IPO参加目安:★4以上「積極参加」 ★2~3「参加」 ★1「不参加」

▌メディア事業向け苦戦
　システム開発のIPOは比較的人気化しやすいが、紙面システムなどはやや地味な分野のため、注目度は高くはない。前期(21.12)は、赤字プロジェクトの発生などで営業減益も、為替差益の発生で、当期利益は前期比で23.6％増で着地。今期(22.12)はメディア向けが苦戦も、製造・金融事業向けのシステム開発が好調で、前期比で売上は9.1％増、当期利益は同水準を見込む。

▌価格は割安水準
　市場への供給額は10億円未満の小型案件で、株主にVCは入っておらず、需給に不安はない。想定価格が低く、PERも10.4倍と比較的割安な水準のため、買いに安心感。

供給額 億成長率 %ROE %PER 倍PBR 倍
8.820.611.510.41.1
情報・通信7.011.155.73.8
( 対象市場 )( 全市場 )( 全市場 )( グロース )( グロース )

※下段は上場企業の業種別の数値（成長率とROEは中央値）。

aaa

初値予想と結果　

初値予想
（公開価格比）		550円（7/19更新）
（+150円 / +37.5%）
想定価格420円
仮条件380円 ～ 400円
公開価格400円
初値
（公開価格比）		580円
（+180円 / +45.0％）

▌AIの予測値（7/19更新）

smart_toy879円AI予測の詳細

▌初値騰落率の目安

+37.5 ％+119.8 ％+138.7 ％+134.1 ％
(公開価格比)(公開価格比)シス開発小型


過去のIPO実績　

▌類似案件のIPO実績

銘柄名騰落率 %供給額 億成長率 %ROE %
Hybrid+46.0%13.214.1%40.7%

▌システム開発のIPO実績
（システムの受託開発や役務提供など）

シス開発勝率平均騰落率
89 件
(2007年以降)
93.3 ％
（83件 / 89件）
+138.7 ％
（Q2：+126.3 ％）

（2022/7/19 現在）

システム開発の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5033 ヌーラボ2022/6/28-4.5 ％
5029 サークレイス2022/4/12+222.2 ％
4270 BeeX2022/2/24+134.4 ％
4260 Hybrid2021/12/23+46.0 ％
4419 Finatext2021/12/22-23.3 ％

シス開発のIPO騰落率分布


▌小型のIPO実績
（小型：供給額5~10億円未満のIPO）

小型勝率平均騰落率
149 件
（2016年以降）
94.6 ％
（141件 / 149件）
+134.1 ％
（Q2：+123.8 ％）

（2022/7/19 現在）

小型の直近IPO

コード/銘柄上場日初値騰落率
5026 トリプルアイズ2022/5/31+150.0 ％
2997 ストレージ王2022/4/27+14.5 ％
9221 フルハシＥＰＯ2022/4/21+52.0 ％
5029 サークレイス2022/4/12+222.2 ％
5028 セカンドサイト2022/4/4+129.5 ％

小型のIPO騰落率分布


トップページに戻る

IPO 更新中!!
パワーエックス　NEW! テラテクノロジー　NEW! リブコンサル ＰＲＯＮＩ フツパー スタートライン 辻・本郷ＩＴ ギミック ミラティブ ＳＢＩ新生銀行 ＮＳグループ ＡｌｂａＬｉｎｋ フィットクルー ファンディーノ ＢＲＡＮＵ ヒューマンメイド
アーカイブ
ページ上部へ戻る